From:高名一成
先日、娘が区主催の百人一首大会に出場しました。
小学校の授業で触れたのをきっかけにハマり、今回初めて自分から「大会に出たい!」と言い出したんです。
実は娘、人と競うことが苦手で、これまで勝ち負けのある場面を避けがちでした。
しかし、今回は意を決しての挑戦。毎日自宅で練習を重ね、迎えた大会当日—。
大会はトーナメント制でした。
一回戦が始まり、娘は緊張の面持ちで札を探します。対戦相手と白熱した札の取り合い…。
僕は遠くから見ていましたが序盤は劣勢でした。
「がんばれ!」そう心の中で思っていたところ、娘の追い上げが始まりました!一進一退の攻防が繰り広げられていたんですが、結果は惜しくも敗退…。
これが娘の競技大会のデビュー戦の結果です。
悔しそうな娘の表情。負けた悔しさを噛み締めていました。
ところが、ここで思いがけない展開が。
敗者復活戦に選ばれ、再びトーナメントに復帰することができたんです!
娘は敗者復活戦を勝ち進み、なんと決勝へ進むことができました。
しかも、決勝の相手は一回戦で負けた相手。
「次は勝つ!」と気合を入れ、リベンジマッチに挑みました。
決勝戦は一時間近く続き、ついに互いに札が一枚ずつとなる運命戦へ…!
見ているこちらも息を飲む展開。
そして——
娘は運命戦を制し、見事に優勝しました!
敗者復活からの決勝進出…一回戦で負けた相手とのリベンジ戦…決勝戦は運命戦…運命戦を制して優勝。
まるでドラマのうような展開が娘の初の競技大会でした。
この経験を通して、娘は「努力しても負けることがあること」「負ける悔しさ」「勝つ喜び」「対戦相手への敬意」など、多くのことを学んだと思います。
そして、何より「苦手なことに自分からチャレンジすること」ができたのが良かったです。
その結果、また大会に出てがんばりたいと言っていました。
成功体験を得たことで勝負ごとへのチャレンジ意欲が湧いてきたようです。
これって仕事でもそうですよね。
人は何かに成功すると、「次のステップに進もう」と思うもの。
しかし、成功体験を得るのは簡単ではありません。
特に新しいチャレンジの場合はなおさらです。(経験ないので当たり前です)
僕は、売上アップのコンサルを始める先生の相談にのることが多いんですが、その時によく思うのが「難しいことから始めようとしている」ということです。
難しい案件から始めようとしたり、いきなりおおがかりなことをやろうとしたりなどなど、それは難しそうだなと思うことが多いんですよね。
難しいことはそもそも難しいので初心者がやっても上級者やっても難しいものです。
経験が無い中で難しいことで結果を出すのは至難の技です。
新しいことを始める時に大切なのは「簡単なことから始めて、成功体験を積む」です。
あなたも事務所に入ってきた新人に一番難易度の高い顧問先を任せるなんてことはしないと思います。
まずは簡単そうな顧問先を担当させて経験と実績を積ませてから、次のステップに進んでもらうようにしているのではないでしょうか?
簡単なことから始める時に意識してもらいたのがベイビーステップです。
物事を分解し、小さなことから始めてみましょう。
例えば、
・いきなりコンサルをするのではなく、まずはアドバイスをする
・アドバイスではなく、売上が増えない問題を見つける
・問題が起きている原因を見つける
例えば、こんな風に分解してベイビーステップに分けるといいと思います。
それぞれのステップを月ごとにやるとかすれば、きっと小さな成功体験を積めるはずです。
その体験が知見と実績になり、モチベーションにつながり、それが結果につながるようになります。
新しいことを始める時はベイビーステップを踏んでセルフマネジメントしていくことがとても重要です。
ポイントはベイビーステップを「たくさん早くやる」ことなので、ぜひ意識してみてください。
-高名一成
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