From:高名一成
最近、ウチの小学4年生の娘の塾を変えました。
新しい塾は、国語専門で「読解力を身につけること」に特化しています。
これは僕の意向で選んだ塾です。
なぜこの塾にしたのかというと、、、
それは娘の国語の宿題を見ている時のこと。
「これ分からない。どういうこと?」と聞いてくるんですが、何が分からないのかよく聴いてみると、何を問われているかを正しく理解できていないことがほとんどでした。
そして、答えが間違っている箇所を見ると、たいてい「問題文の読み間違い」や「問いの意図の捉え違い」が原因。
つまり、問題が解けないというより、そもそも“問題を正しく読み取れていない”。
問題を間違って捉えれば、当然のように、答えもズレてしまいます。
娘にとってはまだ“国語の宿題”かもしれませんが、この「問いを正しく読み解く力=読解力」は、算数や理科といった他の教科にも関係してくるし、将来、社会に出てからも絶対に役立つ力です。
なぜなら、僕自身が日々の仕事の中で、“問題をどう読み取るか”という力が、成果を大きく左右する場面に何度も出くわしているからです。
例えば、売上の相談をいただく時なんかに特に思います。
売上アップを考えた時、ふつうは「どうすれば売れるか?」という“答え”を求めがちです。
でも、そもそも何か問題があるから売上が増えていないわけで、、、
・売上が増えないのは商品の問題なのか、営業の問題なのか?
・新規、単価、リピート、どれが悪いのか?
これらの“問題”を正しく捉えない限り、取り組む課題は間違ったものになるし、間違った課題に取り組めば理想の結果は得られません。
反対に問題を正しく捉えることができれば、最適な課題に取り組むことができ、理想の結果を得ることができます。
ちなみに僕は「答えが合っているか」よりも、「その答えにどうたどり着いたか」のプロセスのほうがよほど大事だと思っています。
なぜなら、プロセスがしっかりしていれば、それは再現性と汎用性のある“力”になるから。(答えなんていずれ合います)
そして、そのプロセスの出発点が、「問いをどう読むか」=読解力なんです。
娘がこれから通う塾は、単に正解を教えるのではなく、「どうやってその答えにたどり着くのか?」を徹底的に教える「答えを出すまでのプロセス」に重点を置いた塾。
僕はこの力こそ、学校の成績や将来において最も重要な能力の一つだと思っているので、この塾を選びました。
(実は前からこの塾に入れたかったんですが、小学4年生からしか入れないので、ようやく!という感じです)
ビジネスで結果を出す人、売上を上げ続けている人たちも、実はこの「問いの読解」と「答えに至るプロセス」が優れています。
逆に言えば、ここがズレていると、いくら頑張っても成果は出ません。
売上を伸ばしたい。
でもなかなか伸びない、、、
そんなときこそ、いきなり「答え」を探す前に、そもそも“どんな問いに答えようとしているのか”を見直すべきです。
その力が身につけば、売上の悩みも、自分で読み解き、解決できるようになります。
最後にどれが正しい問題なのかを見定めるにはその分野の専門知識が必要です。
売上で言えばマーケティング。
マーケティングが分かれば、売上を増えない問題は何なのか?
売上増えてるけど儲からない理由は何なのか?
それを解決するために取り組むべき課題は何なのか?
これが分かるようになります。
あなたの問題は何ですか?正しい問題を導き出しましょう!
-高名一成
PS.
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