from 福元友則
以前家族で旅行にいったときのこと。
普段当たり前にやっていることがなかなかできませんでした。
例えばいつも朝シャワーを浴びたらラジオ体操をしているのですが、、、
気がついたら一度もやっていませんでした。
他にも朝ごはんを食べたあとにサプリを飲むのを忘れたり、、、
他にも色々ありました、、、
なんでこんなことになってるんだろと思ったのですが ルーチンがなくなっていたことが原因でした。
非日常に身を置くと普段とは違う環境になります。
いつもの場所ではない いつもの時間の流れではない いつもの順番でもない
そういう状態になるとルーチンが崩れてしまうのです。
ルーチンが崩れるのは悪いことではありません。
業績がいい社長は会社にいないのはなぜでしょうか?
もちろん会社にいないから業績がいい という単純な話ではありません。
仕事をしていないという意味でもありません。
会社から離れる時間をつくることで業務から離れ 経営に集中できる状態をつくっているのだと思います。
会社の中にいるとどうしても業務が目に入ります。
社員からの相談 お客さんからの連絡 確認待ちの資料 返していないメール 急ぎの判断
どれも大事です。
ただそれに囲まれていると経営について考える時間がありません。
経営といっても実際には業務処理の延長になりやすいのです。
そもそもこの事務所をどこに向かわせたいのか。
今の働き方でいいのか。 今の顧問先構成でいいのか。 今の商品構成でいいのか。
今の忙しさは未来につながっているのか。
こういう業務的ではない非日常的なことは 日常の中では考えにくいものです。
これは感覚だけの話ではありません。
人は対象から距離ができると 細かい手順よりも目的や意味を考えやすくなると言われています。
事務所の中にいると目の前の業務を見てしまいます。
でも事務所から離れると業務ではなく経営が見えやすくなるのです。
会社から離れることで業務から離れる
業務から離れることで経営に集中できる
経営に集中することで次の打ち手が見えてくる
これは社長にしかできない仕事です。
この時間を意識して持っている社長ほど 会社の未来をつくれているのだと思います。
いつもの場所から離れる いつもの時間の使い方から離れる いつもの役割から少し離れる
そうすることで普段は見えないものが見えてきます。
普段見えないものが見えれば普段考えないことを考えることができるのです。
これは税理士事務所にも同じことが言えます。
事務所の中にいるとどうしても事務所の中の問題が大きく見えます。
職員のこと 業務のこと 顧問先対応のこと
もちろんそれらは大事です。
ただそれらは本来マネージャーの仕事です。
先生がずっと抱え続けるべき仕事ではありません。
忙しいから考えられないのではありません。
業務の中にいるから考えられないのです。
先生は最近事務所を外から見る時間を持てていますか?
事務所の経営について考える時間を持てていますか?
もし忙しくてできていないというのなら 思い切って非日常に身を置いてみるのもいいかもしれません。
見るものが変われば考えることも変わります。
ルーチンがなくなれば考えることも変わります。
忙しい先生ほど、 あえて非日常の時間を持つ意味があるのかもしれません。
それは休むためではなく事務所の未来を考えるための時間でもあるからです。






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