経営戦略

リストラが止まらない

From:高名一成

 

今、大手企業とよばれる会社の多くが大規模なリストラをしています。(今ではなく、以前からかもしれませんね)

 

NEC、日立、ソニー、松下電気、など。これらの会社は誰もが知る大手企業です。これらの企業は大学生の1980年代、1990代と就職人気ランキングの常連企業でした。

 

学生から見れば、将来の安定や、福利厚生や給与、個人のステータス、大きな仕事をやれるのでは?という期待感、などが魅力的なのかもしれません。

 

なので、そう考えて就職をした人は多いはず。

 

でも、それから数十年が経ち、それらの企業は大規模なリストラを繰り返しています。

 

ちなみに今の2019年の就職人気企業ランキングでも、リストラを繰り返している企業が上位に名を連ねています。それに、銀行や自動車などの今後の斜陽産業もたくさん入っています。

 

大手は大量の広告費と時間を投資して採用活動を進めるので信用を勝ち取り、それが魅力的に見えるのか、もしくは学生自身が同じ会社でずっと働くことを考えていない可能性があります。トヨタが終身雇用を守れないと言ったくらいですからね。

 

そして、おそらくこのリストラは止まることはないでしょう。とくに大手企業はさらに規模が拡大していく可能性がとても高いはずです。

 

大手企業は外部環境の影響をもろに受けやすいので、今、経営が好調でも、翌年はどうなるか分かりません。成長カーブでいうとすでに衰退期に入ってしまっている企業も多いはずです。

 

その中で利益を増やしていくために、売上を増やそうとしても、それは今までの延長線上のことしかできません。新しいことをやるにしても、社内の決済や、事業領域を作るための投資はかなりのものです。さらにそれがうまくいくとは限りません。

 

なので、利益を増やすためにはリストラというコストカットが一番早い方法なのです。

 

それに、今はRPAの導入が加速度的に進んでいます。アメリカではすでにRPAによって仕事が無くなっている人がとても増えています。

 

アメリカで起きていることは数年経って日本の大手企業で起こります。日本の大手企業で起こっていることは数年経って中小企業に起こります。

 

税理士業界はRPAにより、仕事環境が様変わりするはずなので、その準備と対策は常にやっておかなければいけません。

 

新たな事業領域を作ることで経営を前に進めていかなければいけないのです。

 

その時期はもう目の前のことです。

 

ぜひ、毎日毎日、新たな事業領域を作るために行動していきましょう。

 

ー高名一成

PS.
新たな事業領域のきっかけになるであろうキャンペーンは今日まで!

新たな事業領域を早く作りたい!

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