From:福元友則
最近、事業領域をコンサルの方に進めようと考えている先生が本当に増えてきたと感じています。
ですが、コンサルが自分にできるのか?や
コンサルよりもっと合っている仕事があるのではないか?
といった迷いがある先生が多いのも事実です。
それにより、進路を決めれていない人がいるのはもったいないです。
始めるならすこしでも早いほうがいいからです。
僕はマーケティングコンサルタントという仕事をしています。
主にクライアントのマーケティングの戦略や戦術のアドバイスをする仕事をしています。
ですが、この中だけで仕事ができるわけもなく、経営において関連する分野まで含めたところをアドバイスしています。
例えば、売上について話をしていても、組織や人、財務や生産性などいろんなことが絡んできます。
マーケティングや営業のことだけで、売上の問題が解決できるとは限りません。
コンサルというと、答えを教える人というようなイメージを持たれている人がいますが、決してそんな仕事ではありません。
コンサルタントには思考力というか、考える力が必須になります。
コンサルタントは専門家です。
専門家であるゆえ、万能ではありません。
基本的に各コンサルタントそれぞれが違う専門性をもっています。
コンサルタントは自分の専門性の中で、クライアント企業の問題を解決する仕事をしています。
問題解決するためには、クライアント全体を俯瞰して見て、そしてどこかに狙いを絞ってそこを掘り下げていきます。
これによって何が問題なのかやなぜ問題になっているかなどの問題の明確化を行います。
さらにクライアントが望むゴールと現在のスタート地点がどこなのかを確認します。
そして、スタートからゴールまでのプロセスを作り上げます。
プロセスができれば、ステップバイステップになりますので、あとは各ステップを踏むスピードがどれぐらいなのかでゴールまでの時間が決まります。
これを仮設検証を繰り返しながら行なっていきます。
自分が詳しい業界もあれば、さっぱりなこともあるでしょう。
自分が詳しい業務もあれば、さっぱりなこともあるでしょう。
何が解決すべき問題なのかわからないこともあります。
そんな時にやるべきことは、問題を仮設することです。
これが解決すべき問題だと仮設するのです。
問題を明確化することから成果につなげていくのです。
問題がわかっていても、解決できなかったり成果があがらない場合、
考えなくてはいけないのは「それが問題ではなかったか」それとも「まだ解決できるところまで問題を分解できていなかったか」になります。
特に後者の判断を下せる社長が少なく、さらに深掘りすることで解決に導かなければいけないところを、問題ではなかった(解決すべき問題ではなかったという意味ですよ、念のため)と結論づけてしまう社長が多いように感じます。
これは、第3者から見ると明らかなのに本人ではわからないのです。
また継続して同じ解決すべき問題にアプローチできなく、毎月それを変えてしまっている社長も多いのが実情です。
こういったことに取り組み、問題を解決して、成果に導くのがコンサルタントの仕事になります。
コンサル業務を検討したり迷ったりしている先生は、ぜひ参考にしてみてください!
ー福元友則