From:高名一成
営業やマーケティングをうまくやるためには、それなりのモチベーションが必要です。
モチベーションが高ければ、行動力が高まりますし、仕事のスピードが上がります。それが営業やマーケティングがうまくいく要因になり、結果的に売上が増えていきます。
なので、事務所のみんなのモチベーションが上がれば、売上は増えていく、、、という話しになりますが、そうカンタンにモチベーションを上げられないですよね。さらに維持するとなるともっと大変です。
でも、従業員のモチベーションをどうすれば上げられるか?を考えることはマネジメントをする上でとても大切なことです。
モチベーションアップに一番効果的なのは「結果」を出すことです。どんな仕事でもいいので、結果を出すことで達成という快感を味わうことができます。
すると、新たな成長意欲が湧きますし、もっと仕事をしたいという仕事への意欲も湧いてきます。
なので、マネジメント側はこれを見据えて目標設定をしたり、目標作りのアドバイスをしてあげるといいでしょう。
その時のポイントは目標を細分化することです。細分化することで、結果を出しやすくなります。
例えば、1ヶ月の売上目標が100万円だとしたら、1週間毎の売上目標は25万円です。1日になおすと、約4万円です。(四捨五入すると)
もし、小売店で客単価が1万円前後だったら、毎日4人のお客さんに来店してもらい買ってもらえばいいということになります。そして、そのために毎時間何をすればいいのかを考えればいいのです。
100万円という大きな目標で結果を出すのは難しそうだと思っても、4万円という小さな目標であれば、頑張れば達成できそうと思えてくるはずです。
そして、その小さな目標で結果を出すことで、モチベーションがアップしていきます。
これはコンサルをする時でも同じです。
なかなか行動してくれないクライアントがいたら、すごくカンタンなことで構わないので、小さな行動をさせて、それで結果を出させてください。その行動でわずかでもいいから結果が出ると、モチベーションアップにつながるからです。
それがやがて、大きな結果を生むようになります。
実際に、はじめは全然行動しなかったのに、目標と行動を細分化し結果を出したことで行動のスピードが加速して売上が右肩あがりになったというケースは今までにたくさんありました。
MAS監査をやっている人には特にオススメです。
MAS監査では月間売上目標までは作っていると思いますが、それを週ベース、日ベースにまで落としていくと、もっと結果が出やすくなるかもしれません。
ぜひ、あなたの事務所、顧問先、それぞれの目標を細分化してみてください。小さな結果を出すことでモチベーションアップしていきましょう!
ー高名一成