From:高名一成
一昨日の日曜日は娘の4歳の誕生日でした。
今年は誕生日プレゼントに欲しがっていた自転車をあげました。すごく喜んでいて、雨にも関わらずレインコートを着て自転車の練習をしました。
2年くらい前には三輪車を買ってあげたばかりなのに、もう自転車なのかと思うと成長の早さを感じます。
当時と比べるとよくしゃべります。何か言うと、言い訳したり、言い返したりもしてきます。
何でもやりたがり、最近は料理のお手伝いもしたがります。ひっくり返したりして危ないのでちょっと困りますが。
どんどん新しいことを覚えて、どんどんチャレンジしたがります。
この姿勢は大人も学ばなければいけませんね。新たなことへのチャレンジ精神は会社を成長させるには必要なことです。
でも、ある程度大人になるとチャレンジすることに億劫になってしまいます。
せっかくセミナーで勉強しても全く行動しなかったり、本当は新商品や新事業を進めていかなければいけないのに、なんだかんだ理由をつけてやらなかったり。
チャレンジは不安がつきまとうので、なかなか行動できないので仕方ありません。僕も新しいチャレンジをする時は不安がありますし、ダメな結果を考えてしまいます。
でも、行動しないと結果は変わりません。結果が変わないということは現状維持です。けれど、マーケットが疲弊している場合は現状維持にはならず、その影響でどんどん悪化していきます。
残念ながら税理士業界のマーケットは成長市場とは言えません。今後悪くなっていくことが予想されています。それも、超短期間の間に一気に悪くなる可能性があります。
人口が減り会社が減れば、顧問先減少に直結します。AI、RPAがもっと普及すれば税務顧問はさらに低価格化します。今後の成長市場とよばれる相続分野も確実に低価格してくるはずです。
これだけ、見ると悪いニュースばかりですが、僕は税理士業にはチャンスがたくさん眠っていると考えています。それも悪いニュースを吹き飛ばすほどの大きなチャンスです。
なぜかというと、税理士は顧問先との関係性がものすごく強いからです。巡回監査での信頼関係を築いていますし、そもそも決算書をあずかる仕事なのでお客さんからの信頼は厚いです。
この顧問先との関係性こそが、今後もっとも重要となる資産です。
顧問先のお困りごとをいち早く察知できるのは税理士です。中小企業の社長が第三者に経営相談をするといったら高確率で税理士です。
このお困りごとを解決することで、新たなビジネスチャンスが生まれます。
他の業種であれば、社長から経営相談されることなんて滅多にありません。経営相談されたら、自分たちの営業のチャンスなので、他の業種から見ると税理士のこの状況はよだれものです。
ぜひ、この最大の強みを生かしてください。そのためにも、どんどん新しいことにチャレンジしてきましょう!
ー高名一成