from 福元友則
台風15号による被害を受けられた地域の先生、お見舞い申し上げます。
1日も早く復旧されることを心よりお祈りいたします。
千葉県を中心に停電などの被害、東京を中心に電車などの交通機関が動かないということであちこちのかなりの影響が出たみたいです。
昨日の高名のメルマガにもありましたが、9日は出張で茨城に行く予定でした。
移動手段が高速バスなので、もしかしたらだいぶ遅れて到着することになるかもしれないとは思っていましたが、こんな事態にまでなるとは思いもしませんでした。
計画運休が行われ、山手線が8時までとまるとのことでした。
もちろん各電鉄会社も同様です。
いつ再開されるかもわかりませんし、再開されたところでどれだけ人が並んでいるかもわからず、そんな中にスーツケースを持って並ぶのも気が引けました。
ですので、いつもとはルートを変え、影響の少なそうな地下鉄にしました。
東京駅までは予定通りにつくことができたのですが、行く道中の店は全部シャッターが下りていました。
東京駅に着くと改札や券売機を中心に大行列ができています。
そのおかげで人が行き来するスペースもなく駅の中を移動するのがとても大変でした。
なんとかバス乗り場まで行きましたが、その時点で2時間の運休が決まっているとのこと。
時間をつぶすために、どこか店に入って昼食でもと思ったのですが、どこも店があいていません。
開店は18時からにさせていただきますとの張り紙ばかり。
それをみて自分も困ったのですが、その分の売上がなくなるお店が気の毒でした。
震災などの災害のニュースを見るたびに思うのが、被災してしまうのは本人の過失でもなんでもないのに、いきなり事業が大ピンチになってしまうことのリスク対策の重要性です。
ほとんどの事業は、復興するまで売上がなくなってしまい倒産リスクが高まってしまうのですが、1部の事業はほとんど影響がありません。
継続収入がある事業です。
最低限の固定費をまかなえるだけの継続収入があれば以前同様に事業を継続することができます。
ですので、ただ売上を増やすうんぬんだけではなく、様々なタイプの売上をつくることでリスク対策をしなければいけません。
売上は十分にあるところでも、それでもって売上対策をしなくてもいいということにはならないということです。
顧問先保全のためにもぜひそうしたアドバイスをしていただきたいと思います。