from 福元友則
経営におてい重要なことに「80%の結果をつくる20%」の原因を見つけることがあります。
今日の商売繁盛の会でも売上が増えましたという素晴らしい報告をいただきました。
この会社、お店を22店舗も出店している会社です。
今までやってきて成功してきたスタイルもあるはずです。
ですが、まだまだ改善できる点、成長できるポイントはたくさんあるのです。
講義をきいて、あれが間違いだと思ったからやめてこういう風に変えましたとか、講義のあの部分をとりいれたら結果がすぐ変わりましたとか、講義のあの部分を聞いてだいぶ売上が増えるとワクワクしていますとか色々感想をいただきもしました。
こういう話を聞くとそのたびに思うのが、結果をつくるのは情報ではなく、行動であり、考え方だなということです。
起業して一定の水準に行くまでは、大量行動が必要です。
ですが、行動量だけではそこから伸び悩むことになってしまいます。
働ける時間を増やすことができないからです。
そこで課題になってくるのが、自分のビジネスにレバレッジをかける方法です。
レバレッジとは、てこの原理のことです。
少ない力で重いものを持ち上げることができるというてこの原理です。
どこが自分のビジネスのボトルネックになっているか、どこを改善してそこにフォーカスすると大きな力になり、結果が変わるか?
そのポイントをみつけなければなりません。
そしてそれはどのビジネスでもマーケティングにあります。
そのため商売繁盛の会では、業種をある程度絞って、その業種のレバレッジのポイントになるところを中心にマーケティングの仕組みの作り方を解説しています。
体系だった話を聞きながら、改善のポイントをみつけてそれを実践すると、かんたんに結果が変わるのです。
この会で特に力を入れているのは、どの業種でも必ずレバレッジのポイントになる既存客にレバレッジをかけることです。
ここが、ほとんどの業種で80%の結果をつくる20%の原因になります。
それは税理士事務所でも一緒です。
新しいお客さんが増えて売上が増えるのもいいですが、既存のお客さんにレバレッジをかけて売上を増やすとその流れは加速していくからです。
顧問先向けに何かして売上を増やすのは何をすればいいか?
ぜひ時間をとって考えてみてください。