from 福元友則
今日はじめての講座をやってきました。
価格戦略についての講座です。
懇親会まで含めて参加者の方と色々お話しましたが、好評のようでほっとしました。
中には何時間もかけて遠方から参加してくれた人もいたとか。
この講座のいいところはそもそも今まであまり意識してこなかった価格について考えることができるところにあります。
価格というのはほとんどの社長にとって永遠のテーマであり、永遠のジレンマでもあります。
客数を増やすには値下げしたほうがいいような気がするし、利益を増やしたかったら値値上げしたほうがいいような気がします。
新規の顧問先を増やすならライバルより安くしたほうがいい気がするし、利益を増やしたかったら顧問料をあげたほうがいいような気がすると思います。
すると、値下げしたほうが売上が増えるのか?値上げした方が売上が増えるのか?
どっちがどうなのかわからなくて決めきれない。
こういう状態になってしまうと思います。
これこそが価格のジレンマです。
では、こういう時にどうやって考えるのがいいのか?
有効な値下げはどうやってやるべきか?
有効な値上げはどうやってやるべきか?
これの答えを自分で導き出せるようになるガイドラインを差し上げるのがこの講座の狙いです。
経営ではこういうトレードオフの関係のものは他にもいくつもあります。
例えば、短期的利益と長期的利益。
これもよく相談を受けるテーマの1つです。
今期の利益を優先すると、将来の投資が後回しになってしまうというようなことです。
こういうトレードオフの関係のものを考える時に答えを探し求めてはいけません。
答えがないからです。
どちらかしか選べないのであれば、早くどちらか選ぶべきです。
選んだ方が正しかったか間違っていたかは関係ありません。
あるのは、選んだ選択肢を正解にするべく行動をすることのみ。
結局これが唯一にして最短で答えにたどり着く方法です。
決断をして、決断を正解にする。
成功する人は、たくさん失敗した人とも言い換えれますね。
ぜひ覚えておいてください。