From:高名一成
今、テレビをつければコロナ、コロナとコロナウイルスのニュースが必ずやっています。
感染が広がってきているので自分は大丈夫かな?と不安を感じている人も少くないはず。
僕もその1人です。
先日、久しぶりに電車に乗った時にその不安をすごく感じました。
今、そのルートから感染することを懸念し出社時間を満員電車を避けられる昼にしている会社が増えてきています。
出社禁止にしている会社もあるくらいです。
例えばGMOなんかはすぐに出社禁止措置をとりテレワークを指示しました。
これはなかなかできることではありません。
ふつう業績が悪くなってしまうと考えてしまうからです。
今回、GMOはこの英断をしました。
しかし、英断から3週間後、業績に影響はありませんでした。
これを聞いてあなたはどんなことを考えますか?
テレワークにして業績に影響がないと分かればオフィスは無くてもいいんじゃないかと考えませんか?
そうなれば賃料がいらなくなります。
例えば、月間100万円の賃料であれば年間1,200万円かかる計算になります。
オフィスをなくせば年間1,200万円うくのです。
浮いたお金は他のことに投資することもできますし、とっておくこともできます。
これは経営にとってとても大きなことです。
今回のことがきっかけでオフィスを無くす、あるいは縮小してテレワークを推進する会社は増えてくると思います。そして今後この流れはどんどん加速していきます。
実際僕たちはテレワークです。
以前、会社づとめをしていた時はオフィスに出社するのが当たり前でしたし、オフィスでしかやれない仕事もありました。
でも、今はいろんなインフラを使うことによりそんなことはありません。
自宅でも外出先でも問題無く仕事ができます。
今後、この働き方が増えてきた時、従来のビジネスモデルでは立ち行かなくなる会社が出てくるはずです。
例えば、不動産やオフィスへの商材を扱っている会社はその煽りをモロにくらうことが容易に想像できます。
なので、新しいビジネスモデル、新事業が必要になってくるでしょう。
これは、社会や環境の変化に合わせて、自分たちのビジネスモデルやビジネスそのものを変えていかなければいけないという1つの教訓です。
もし、顧問先にこれに該当する会社があれば、この話しをして気づきを与えてあげてください。
そして、あなたの事務所も社会や環境の変化に合わせてやらなければいけないことは何か?をこの連休で考えてみてください。
ー高名一成