From:高名一成
「これはウチの会社(業界)では使えない。」
コンサル事業をやっていると、お客さんからこんなことを言われることがあります。
だいたい何かを教えた時、営業をする時に言われます。
これはコンサルタントが言われることのTOP5には入ることなので、もしかしたらあなたも言われたことがあるかもしれませんね。
そのたびに、
「使えないと思っているだけで、実は使えるんじゃないの?」
こんなことを思ったりしませんか?
大抵の場合はその通りです。そして、これを疑問に思うことがとても大切です。
なぜなら、これをプロの目から見て気づきを与え改善に導くのがコンサルの仕事だからです。
その上で僕たちも気をつけなければいけません。
学習をする時に「ウチでは使えない」と安易に考えていないかを。
これは成果を出せない人のマインドセットです。
成果を出す人のこういう風に考えません。(考えぬいた末での結論としてはありえます)
成果を出す人はいつも「どうやったら使えるか?」と考えます。
いいアイディアというのは他業種から得られることばかりです。
でも、そのアイディアが自分の業種に前例が無いものだとほとんどの人がすぐに「ウチでは使えない」と考えてしまいます。
業種毎に常識や一般的なやり方がというものがありますからね。
そうではなく、どう使えるのかな? どうやったら使えるのかな? この質問を自分にすれば、一見なんの関係もない使えなそうなことであっても人間の脳は、これは自分の会社でどう使えるかな?ということを考え始めます。
そこから生まれたアイディアがブレイクスルーに繋がっていくのです。
僕たちが持たなければいけないマインドセットは「どうやったら使えるか?」つまり「How」の考え方です。
これが成果を出す人のマインドセットであり、学習術の根本にあるものです。
クライアントに教える以上、まずは自分たちがこう考えなければいけませんね。
セミナーで学習したこと、本を読んで学習したこと、これからは必ずHowで考えるようにしましょう。
実はもう1つお客さんからよく言われることがあるんです。それは次の機会に、、、
ー高名一成