From:高名一成
最近の記事で飲食店はすぐにテイクアウトやデリバリーをやった方がいいということをシェアしました。
昨日の夕方、自宅のポストを開けてみると1枚のチラシが入っていました。
おそらく、ハサミか何かで切ったからだと思いますが断面はガタガタになっていました。デザイン性は全くありません。おせじでも良いチラシとは言えません。
それは、僕がたまにいく居酒屋のデリバリーの案内でした。
コロナ自粛の影響で急遽デリバリーを始め、その案内をポスティングしたようです。
もともと好きだったお店だから自宅で食べれるのは嬉しいことですし、このお店を応援したいので注文しました。
2,000円分くらい頼みました。
僕みたいな人が5件あれば売上は10,000円になります。10件なら20,000円、20件なら40,000円、50件なら100,000円の売上になります。
これってこの状況下で大きなことでだと思いませんか?
このお店はファンが多く、いつも既存客で賑わっているのでデリバリーで大きな売上を作れる可能性は十分にあります。
僕たちはいつも新規より既存を大切にしようという話しをしていますが、ふだん既存客を大切にしているからこそ、有事の時に応援してもらえるお店になるのです。
あと大切なのは顧客リストです。
顧客リストがあれば自分のお店を知っている人に直接案内を届けることができます。ポスティングで不特定多数に届けるより遥かに高い反応率になり、遥かに安いコストで届けることができます。
それに客単価も高くなるはずです。
でも、これは一朝一夕でできることではありません。
ふだんから顧客リストを集める活動をする必要があります。
これらのことは、いつも言っていることですが、こういった有事の時に聴くとまた重みが違うと思います。いつもより重要性を感じるはずです。
これは顧問先も同じはずです。
いつもだったら聞き入れてくれないようなアドバイスも、積極的に聞いてくれる可能性は高いはずです。
ぜひ、1つでも多くの顧問先にアドバイスしてあげてください。
ー高名一成