from 福元友則
予定通りいけば今月末で外出自粛要請は解除されます。
多くの人が自粛解除を待ち望んでいるでしょう。
僕もその1人です。
ですが、自粛が解除されたらまた以前のような生活に戻れるということをあまり期待しないほうがよさそうです。
僕は専門家ではないので詳しくないので断言はできませんが、コロナウイルスがなくなるわけではありません。
感染リスクがなくなるわけではないということは、今まで同様コロナ対策は継続していかなければいけないということです。
ですので、自粛解除=コロナ前の生活にそのまま戻れるにはならないとのこと。
依然として対面での接触には気をつけなければいけないでしょうし、人が集まる場所には警戒が必要でしょう。
それに便利になったものを不便に戻すのも大変です。
そんな中でアフターコロナとして起きること。
1つは、不動産の下落です。
コロナではっきりわかったことは、会社に集まらないと仕事ができないわけではないということ。
ですので、オフィスの縮小や解約が進むでしょう。
特にオフィスの縮小化はまったなしです。
そのかわりにシェアオフィスやレンタルオフィスなどの利用は増えるかもしれません。
また店舗経営のリスクが明らかになりました。
特に店舗数を増やすことで業績を拡大させていくやり方は以前からリスクが高いと警笛をならしていましたが、それがはっきりしました。
店舗数を増やすよりもまずは1店舗1店舗の収益性を高めることです。
こうした路線が増えれば当然出店が減るので不動産の下落につながっていくものと思われます。
不動産が下落すると、それを担保にしている金融にも影響がでてしまう可能性大です。
2つめは、働き方の改革です。
正社員を雇って業務をやってもらうのではなく、外部に業務委託をしていく方向にシフトしていく会社が増えるでしょう。
働き方が多様化していきます。
どうやって対応していくのか考えていきましょう。
3つめは、オンライン化です。
コロナショックで明らかになったことの1つにオンライン化できる仕事とできない仕事があります。
対面接触しなければいけないサービス業はオンライン化が難しいかもしれませんが、それ以外はオンライン化できることがわかってきました。
士業もその業務のほとんどはオンライン化できます。
今後はオンライン化の波は加速していくでしょう。
ですので、このオンライン化の波に乗るのか乗らないのか?
乗るとしたら、どうやっていくのか?
乗らないとしたら、どうやっていくのか?
この方向性を早く決めましょう。