From:高名一成
この写真は先日ウチに届いた役所からのDM。
たまに役所からお知らせのDMが来ますが、きちんと見ることはほぼありません。
見ないどころか、開封するのは届いてから何日も経った後です。
でも、今回届いたこのDMは違いました。
すぐに開封してしまいました。(正確には奥さん宛だったので奥さんに開けてもらいました)
その理由は分かると思いますが、
「がん検診無料クーポン券在中」
「無料は今回限り!」
「無料クーポン券の有効期限は令和3年2月28日(日)」です。
「至急開封してご確認ください。」
というメッセージが封筒に記載されていたからです。(専門用語でティーザーコピー
と言います)
いつもはこんなメッセージは記載されていなかったと思うのでビックリしました。
しかも、このメッセージには読み手の関心を惹くためのノウハウがきちんと使われているので、役所の取り組みに関心しました。
今日はこのメッセージの良い点を紹介しますので、これを参考にあなたのHPやDMの広告媒体にかかれているメッセージを見直してください。
そして、顧問先の広告媒体にもアドバイスしてあげてください。
今回はこのDMの良かったところを3つにまとめてみました。
①目立たせる工夫
このメッセージは重要な部分が赤字になっています。
「無料」という文字と期限のところです。
広告では重要なところや読んでもらいたい部分は、文字の色を変えたり、文字の大きさやフォントを変えたりして目立たせることが重要です。
読み手は広告をイチから全部読むなんてことは基本的にありません。
全体を流し読みするだけで、目立つところや気になったところしか読みません。
だから重要な部分や読んでもらいたいところを目立たせることで目に止まりやすくする工夫が重要なのです。
ちなみに赤枠で囲っているのもgoodですね。
文章の中に四角い箱を置くと、人はついその箱の中を読んでしまうという習性があります。この四角い箱はジョンソンボックスというノウハウです。
②期限、限定性
広告は期限と限定性をつけることが大原則です。
これが無いと反応がゼロなんてこともけっこうあります。
人は期限があるからこそ行動するし、限定されているものだから価値を感じます。
今回のメッセージには「無料は今回限り!」という限定性と有効期限に関する期限が記載されています。
「今回限り」は強力な限定性で読み手に今回参加しないと勿体ないと思わせることができます。
次に「令和3年2月28日(日)という期限が記載されているのはいいことですが、この設定はダメですね笑
かなり先の日付になるので今すぐ申し込もうとはならないからです。
この期限だと後でいいやと思われてしまうので、もっと直近で期限を切れるようなオファーにした方がいいですね。
③行動喚起
広告は最後に行動喚起をしなければいけません。
このメッセージには「至急開封してご確認ください」と書いてあります。
このメッセージを見て何をしてほしいのか?
それを明確に文章に示すのも広告の重要な要素です。
広告を見て、
申込みをしてほしいのか?
資料請求をしてほしいのか?
問い合わせをしてほしいのか?
これらのことをきちんと書いて行動喚起をしてください。
これがあることで読み手は行動を起こします。
以上、カンタンに3つにまとめてみました。
どれもカンタンなことなので、ぜひやってみてください。
これらの要素は時間をかけずに、すぐ取り入れることができます。
それに、1つ変えるだけでも反応率が高まるので、これを顧問先にアドバイスすれば、すぐに売上が増える可能性もあります。
これが売上アップの支援です!
ー高名一成
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