from 福元友則
コロナ禍でビジネスの環境がかなり変わってきています。
最近はよく何かいいビジネスはないか?と聞かれます。
また、今儲かっているビジネスって何?ともよく聞かれます。
ほとんどのビジネスがコロナ以前に戻っていません。
当初はキャッシュがあって心配していなかった人も、中長期化しそうな状況を不気味に感じているのかもしれません。
そのうち元に戻るだろうと高を括っていた人も、環境の変化を目の当たりにするにつれもしかしたらもう元に戻らないかもしれないと感じ始めているのかもしれません。
大企業は年内で来年の計画をたてますので、そこで削られる予算の影響が見え始めていますしね。
そんな質問をされた時、僕がどう答えているか?
顧問先も不安を感じている人が多いと思いますので、
これを先生にシェアしたいと思います。
まず、質問です。
こんな時、先生ならなんと答えますか?
読み進めるのをとめて、少し考えてみてください。
特に新規事業をやるべきか?やめておくべきか?
もちろん大前提として、ケースバイケースです。
ですが、成功するパターンと失敗するパターンはある程度共通していますので
新規事業をやる前に知っておかなければいけません。
これを把握した上でやるべきか、やめておくべきかアドバイスしてあげてください。
それは今ある資産が使えるかどうか?です。
ここでいう資産とは、不動産とか固定資産とかの資産ではありません。
そうではなく、今まで積み重ねてきたノウハウだったり、お客さんとの関係性だったり、知名度だったりです。
もしこれらが活かせることならチャレンジする価値があります。
仮に失敗してもそれはいい経験になり、本業にも活かせるからです。
しかし、今までのノウハウが使えないようなものだったり、全く新規のお客さん相手にやる商売だったりする場合。
失敗する確率は相当あがってしまいます。
しかも本業とリソースを分散することにもなってしまい、本業も悪くなる可能性が高いです。
ですので、こうしたことをはじめる場合思いとどまらせてください。
全力で引き止めてください。
しかし、本業から1歩踏み出した新しいことをする場合。
応援してあげてください。
できたらサポートしてあげてください。
今あるノウハウを違うお客さんに提供するとか、今のお客さんに違うものを提供するという新しいことであれば、それが事業発展の道です。
今のものにしがみついていても発展はありませんのでぜひ応援してあげてください。
またこれは税理士事務所であっても同じことなので、こういったことには積極的にチャレンジしていきましょう。