From:高名一成
先日、ウチの売上アップコンサルタント養成講座に参加してくれた先生とセッションをしました。
セッションでは、参加した理由や今後の目標をうかがったんですが、その先生が置かれている状況が、まさに今の税理士業界の縮図だなと思いました。
その先生、今ちょうど縁のある先生の事務所を引き継いでいる最中なんだそうです。
だから顧問先がたくさん増える。
顧問先に対応する人員のことを考えるともっと人を増やしたい。
ところが、ここで壁にぶつかります。
人を増やしたくても、経験者が採用できない
望むような人、経験のあるスタッフが、採用できない…
これは今、本当に多くの先生が直面している問題ですよね。
求人を出しても応募が来ない。来ても条件が合わない。仕方なく未経験者を採用して、一から育てている。
そういう事務所がすごく増えてきています。
その先生もまさにそうで、未経験のスタッフを育てながら「あと何人かほしいんだけど」と言っていました。
ただ、人を増やしていくとなると、その人たちの給料を払う分、もっと売上が欲しくなります。
「人を増やしたい。そのためにも、もっと売上を増やしたい」
この状況、思い当たる節がある人は多いはずです。
そして、問題はその売上をどうやって増やすかです。
顧問先の数を増やす以外の、売上の増やし方
売上を増やそうとすると、ほとんどの先生がまず「顧問先を増やす」方向に向かいます。
でも、よく考えてみてください。
顧問先を増やせば、また人手が必要になります。
その人手を採用しようにも、経験者が採れない。
だから売上を増やすために顧問先を増やしたいのに、増やすほど採用の壁にまたぶつかる。
同じところをぐるぐる回ってしまうんです。
その先生も、ここに気づいていました。
「この構造を変えないと、今後はやっていけない。税理士事業はこのままじゃダメだ。なんかやらないといけない」
常々、そう思っていたそうです。
つまり、必要なのは「顧問先の数を増やす」以外の、売上の増やし方なんです。
1件あたりの売上を上げる。
今いる顧問先に、新しい付加価値サービスを提供する。
人を増やさなくても売上が増えていく、別の道を持つこと。
ここに舵を切らないと、採用の壁にぶつかり続けることになります。
3年読み続けて、今が動くタイミングだと決めた
実はその先生、ウチのメルマガを3年くらい前から読んでくれていたそうです。
ずっと気になっていて、でもなかなか踏み切れなくて、ようやくこのタイミングで取り組もうと決めてくれました。
これ聞いた時はとてもうれしかったですね。
ウチはこのメルマガを、もう8年くらいやっています。
そのあいだ、ずっと同じことを言い続けてきました。
たぶん、主張は8年前からほとんど変わっていないと思います。
「数を増やす経営には限界が来る。これからは1件あたりの売上、付加価値を上げる方向に舵を切らないと厳しくなる」と。
そして、この流れは変わりません。
それどころか、今後はもっと厳しくなっていきます。
AIエージェント元年に、
付加価値で動き始める先生たち
特に今年は、AIエージェント元年と言える年です。
記帳や仕訳といった作業がAIにどんどん置き換わっていく中で、これまでと同じ仕事をしているだけでは、価値を保ちにくくなっていきます。
この厳しさは、これから加速していくはずです。
だからこそ、AIエージェントの普及をきっかけに、新しい付加価値サービスに取り組み始める事務所が、実際に増えてきています。
セッションをした先生も、まさにそこに気づいて動き出しました。
人の数を増やして規模を追うのではなく、1件あたりの売上を上げる。
税理士事務所のビジネスモデルに足りないのはまさにここで、売上の増やし方を増やすことが急務です。
そのために社長に必要とされる新しいサービスを持たなければいけません。
そして、事務所の売上の構造に変えていきましょう。
もし、あなたも「このままじゃダメだ、なんかやらないといけない」と感じることがあるなら、その感覚は、たぶん正しいです。
人を増やしたいけど採れない、もっと売上が欲しい、構造を変えたい。
同じ悩みを持っている先生は、もう動き始めています。
早く取り組んだ先生から、早く結果につながっていきます。
顧問先を増やす以外の売上の柱を作る…ぜひ、一度真剣に考えてみてもらえたらうれしいです。
-高名一成
PS.
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