From:福元友則
僕は仕事柄、色んな人からビジネスの相談を受けます。
なので、相談の内容ですぐに業績が伸びそうかどうかだいたいわかるようになってきました。
すぐに業績が伸びる人は、自分のビジネスを成長させるためのボトルネックが何なのかきちんと把握していることが多いのです。
逆になかなか成長しないだろうなと思う人は、ボトルネックと関係ないところに意識がいっていることが多いのです。
例えば、年商が3,000万円ぐらいの人が理念とか、ビジョンとか、マネジメントの方法とか学んでもほとんど業績に影響しません。
商品やサービスの改良に取り組んでもこれもあまり影響がありません。
(むしろ時間を使う分、悪い方に影響するかもしれません。)
そんなことより先にやるべきことがたくさんあるからです。
まずは何と言っても営業をしないといけませんよね。
そのためには、
営業の時間をいかに確保するかといったことが課題かもしれませんし、
営業の成約率をあげることが課題かもしれませんし、
次の営業先を見つけてくることが課題かもしれません。
私の場合、この3つだとどれからやった方がいいですか?
という優先順位について相談できる人というのは業績アップにかなり近い感じがしますよね?
さらに、自分の優先順位の1番まで把握していて、そのうまいやり方を相談できるところまでいっている人はおそらくすぐに業績アップすると思います。
ここまでの話をまとめると、業績をアップさせるためには
①自分のビジネスのボトルネックを把握し
②ボトルネックを解消する方法を探し
③優先順位をつけて
④優先度の高いものから継続的に行う
となります。
この中で1番難しいと思われているのが自社のボトルネックを見つけることだと思われがちです。
ですが、ほとんどのビジネスが同じような成長の仕方をしていくことから、同じような年商であれば同じボトルネックを抱えている可能性が高いことがわかります。
ですので、ここではビジネスを5つのステージに分けてそのボトルネックを紹介します。
ステージ1:年商 ー1,000万円まで
時間管理/新規客の獲得
ステージ2:年商 1,000万円ー3,000万円
セールス
ステージ3:年商 3,000万円ー1億円
マーケティング&商品ラインナップ
ステージ4:年商 1億円ー3億円
人の問題、システム
ステージ5:年商 3億円ー10億円
マネジメント(組織化)
色んな会社を見ているとだいたいこんな感じになっています。
順番にクリアしていない会社は、次のステージに進めていても前のステージの問題で苦しんでいたりします。
税理士事務所の9割は年商1億円以下だと言われています。
年商1億円以下の場合だと、営業がボトルネックになります。
先生の事務所のボトルネックは何でしたか?
ー福元友則
PS.
業績を上げ続けている人は次のステージに早くから備えていることがほとんどです。
ですので、今のボトルネックと次のボトルネックを意識してもらうといいかもしれませんね!
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