経営戦略

顧問先の業績がよくならないのはこれが原因?

from 福元友則

 

業績のいい会社と業績のよくない会社には明確な違いがあります。

 

それは顧問先の業績予測や、業績アップをする際にとても重要なことです。

 

しかしこれはよくイメージされるような違いではありません。

 

業績をよくするためによく言われるようなことといえば、、、

 

例えば、
とても優秀なスタッフがいるとか、
いい商品があるとか、
社長のコネがすごいとか、
色々言われますよね。

 

たしかにこれらはあればあったほうがいいです。

 

しかし、大半の会社は平均点を超えています。

 

業績を差を生み出すほどはっきりした差があるのはレアケースです。

 

では、人でもないし、商品でもない、人脈でもなければ
何が違うのでしょうか?

 

中小企業の場合、その会社の業績を左右するのは社長(をはじめとする経営陣)です。

 

決して社員ではありません。

 

なので、社長をはじめとする経営陣が何に時間を使っているかで今後の業績がどうなるかだいたいわかります。

 

もし経営陣が、今ある商品を改善して顧客満足度の高い商品にしようとしていたり、業務でスケジュールがいっぱいになっているようなら先行きは暗いかもしれません。

 

逆に彼らがマーケティングに時間を割いている場合、今後の見通しは明るいといえるでしょう。

 

例えば、先生も経験あると思いますが、資金繰りが悪くなった会社がなぜどんどん業績が悪くなる一方なのかというと、会社で一番優秀な人が資金繰り以外の仕事をできなくなるからです。

 

社長が資金繰りに奔走してマーケティングできない。

 

一時的に資金状況がよくなっても、3ヶ月先、半年先に業績が悪くなってしまってはまた同じ資金繰りの問題がもっと大きくなって現れるだけです。

 

これはマーケティングの質の話ではありません。

 

マーケティングの質をあげましょうとなると、すぐにはできません。

 

しかし時間の使い方を変えましょうというのはすぐにでもできます。

 

経営者(特に社長)が業績に一番直結することをやっていないのであれば、業績がよくならない、もしくは悪くなるのは当然のことです。

 

仕事が忙しくてできないという社長もいます。

 

これは自分がやるべき一番の仕事が何なのかをよくわかっていないということです。

 

社長の1番の仕事はマーケティングです。

 

これは他に人にはできません。
(できるならその人は独立するはずです)

 

顧問先の社長にぜひアドバイスしてあげてください!

 

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