次世代型税理士の仕事術

巡回監査が忙しくて・・・・

From:高名一成

 

2つの税理士事務所との何気ない会話。

 

■case.1
高名:
「お久しぶりです。コンサル業務は進んでますか?」

 

会員さん:
「いや〜、忙しくて進んでいません。来月になれば進められると思います!」

 

翌月、、、、、

 

高名:
「コンサル業務は進んでますか?」

 

会員さん:
「実は突然、仕事が増えて忙しくなりました。なので、時間がとれなくて進んでいないんです。とりあえずは、今の状態が落ち着いてから進めようと思います。」

 

■case.2
会員さん:
「この間違教えてもらった集客商品と利益商品を作るメソッドを顧問先の美容室に導入しようとしていて、こんな風に考えているんですけど、ちょっと見てもらえませんか?」

 

高名:
「はい、わかりました。確認しましたが、講義の通りに設計出来ているのでいいと思います。ただ、この部分をもう少し○○出来るともっといいと思います。」

 

会員さん:
「確かにその方が良さそうですね。相談して良かったです、ありがとうございました。」

 

さて、ここまでで2つのcaseを紹介しました。何だかある特定の人のエピソードを紹介しているかの様に見えますが、そうではなく、これはよくあるエピソードです。

 

case.1は、いつも僕たちから状況を確認しますが、コンサルが忙しくて進んでいないという状態です。case.2は会員さんの方から連絡が来て具体的な相談をいただきます。

 

僕たちは、会員の税理士事務所さんとコンサル部門について話をすると、だいたいこの2つのパターンに話が分かれます。まとめると、仕事が忙しくコンサル業務がなかなか出来ない人と、教わったことをどんどん進めてしまう人です。

 

どちらのコンサル部門がうまくいっているかというと、もちろんcase2のどんどん進められる人がいるコンサル部門です。

 

現業 VS 付加価値業務

ちなみにどちらの割合が多いのかというと、圧倒的にcase1の仕事が忙しくてコンサル業務がなかなか出来ないタイプの事務所です。

 

税理士事務所の「現業」というと税務顧問契約先への巡回監査ですよね。そしてコンサル業務は「現業」には当てはまらない付加価値業務となります。

 

税理士業界では、コンサル業務がこれからの事務所経営にとって、とても大事なので、多くの事務所が取り組み始めています。ですが、それにも関わらず、なかなか進めることができません。

 

とても歯がゆいジレンマですよね。

 

一方でコンサル業務をどんどん進めている事務所もありますが、この違いは一体何でしょうか?

 

僕たちが見てきた中だと、コンサル業務を進められる事務所は、コンサル業務をほぼ「現業」だと考えて仕事をしていることが大きな要因の1つだと感じています。したがって、この事務所は巡回監査が忙しくてコンサル業務が出来ないという発言はしません。

 

仕事のスケジュールを組む時にコンサル業務の時間を必ず作って、学んだことを素早く行動に移しています。

 

もちろん、双方の業務量によって活動時間のバランスは変わってくると思いますが、ある会員さんは1日1時間でも30分でも必ず時間をとる様にしているそうです。

 

コンサルは現業!

 

税理士事務所にとってコンサル業務を事業化するということは、これからの事務所の経営戦略上、とても大事なことです。なぜ、大事なのかということはNext税理士Labを読んでいただいているあなたにとって説明は不要だと思いますが、大切なのはそれを行動に起こすということですね。

 

ですが、きちんと意識をしないと巡回監査という現業に追われて後回しになってしまいます。そういったケースをたくさん見てきました。

 

なので、紹介した会員さんの様にスケジュールにその業務をやる時間を作り、行動を制限することをオススメします。

 

あなたはお客さんとのアポイントは必ず守りますよね?後回しにしたり、約束を破るということは無いと思います。

 

あなたが、スケジュールにコンサル業務をやる時間を作ったら、それはアポイントです。アポイントなので無視したり、約束を破ることもできません。

 

コンサル業務をうまく進めている方々はこういったイメージで行動管理をしているケースがほとんどです。

 

僕も自分の手帳には、Aという仕事をする時間、Bという仕事をする時間という風にスケジュールを記入しています。そうすることで、強制力が働き、行動力が上がっていきます。つまり成果に繋がりやすくなるということですね。

 

税理士事務所がコンサル業務を進める時には、必ずといっていいほど「現業が忙しい」という問題にぶつかります。そして、その問題をクリアできずに何年も棒に振っている事務所もたくさん見てきました。

 

まずは、そうならないためにも強制的に時間を作り取り組む必要があります。それには、自分とのアポイントをとることが、とても大事なことだと思います。

 

もし、あなたが、現業が忙しくて・・・・と言ってコンサル業務が出来ていないとしたら、今すぐ手帳を開いて、自分自身とコンサル業務をやる時間のアポイントを取り付けてください!

 

ー高名一成

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