From:福元友則
「早く行きたければ1人で行くといい、
遠くに行きたければ、仲間で行くといい。」
これは、アフリカに伝わることわざらしいのですが、税理士事務所の今後の方針を決める上でぴったりの言葉なのではないかと思ってます。
とにかく食べれるようになりたい
早く利益を出したい
早く業績をよくしたい
所長先生であれば、このような思いにかられることもあるのではないでしょうか?
実際、僕たちにこのような相談がよせられることも多々あります。
特に開業から日が浅ければこうした思いにかられる頻度も高いでしょう。
ですが、開業して年月がたつと、
業績はそれなりに安定してきて、食べていくには困らなくなって、人も雇っているので仕事も忙しすぎることもないな
こんな状態にだんだんなっていっているのではないでしょうか?
だんだん悩みも、お金や売上のことから人の問題にシフトしていく、そんな時期があります。
自分の時間を作るために、人を雇ったのに却って煩わしくなってる
スタッフの尻ぬぐいの仕事ばかりで嫌になる
人に頼むより自分でやったほうが早い
こんなふうに思うことが増えてきます。
あれ?スタッフを減らして自分が監査した方が楽なんじゃないの?
その方が給料も増えるし、利益も、お金も残るんじゃないの?
でも、それをやったら今までやってきてことが無駄になるんじゃないか?
こうした葛藤にかられている人も割りとたくさんいるみたいです。
売上を増やすこと、業績をよくすることに自分でブレーキをかけてしまっているんですね。
そんな時に、新しい売上を増やす方法を学んでも無駄です。
新しいマネジメントの方法を学んでも無駄です。
この時に必要なことは、冒頭の言葉を思い出して、
「今後、自分は何がしたいのか」考えることです。
自分はどう在りたいか?
事務所をどうしたいか?
こういったことが決まっていないから出てくる悩みです。
そしてこれは答えがない悩みで、自分がどちらを選ぶかを決断するしかありません。
放置しておいてそのうち解決することでもありません。
起業当初は考えられなかったある意味ぜいたくな悩みなんです。
時間の余裕もあると思います。
ぜひじっくり時間をとってこれから何がしたいのか考えられることをオススメします。
ー福元友則
Ps.
僕は起業する時に
「早く行くより、遠くに行きたい」「1人でいくより、みんなで行きたい」
そう思ってはじめました。
同じような価値観の人がどんどん集まってくれていて嬉しい限りです!
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