From:福元友則
今日コンサルに行った会計事務所で、新規売上が昨年より20-30%増えましたと言われました。(正確には金額で何千万円と言われたのですが、金額を書くわけにはいかないので比率で記載してます。)
何回経験しても成果報告をしてもらった時ほど嬉しいことがないですね。
こういう時にコンサルやってよかったなと本当に思います。
さて、これだけで終わると自慢話みたいになってしまうのでこの事例から学べる成功のポイントをシェアしたいと思います。
ポイント1.継続的に取り組む
会計事務所だけに限らないですが、たいていの業種には閑散期と繁忙期があります。
活動を継続するのに難しいのはもちろん繁忙期です。
繁忙期に忙しいのは、業務で仕事ではありません。
会計事務所の場合、繁忙期を抜ける6月ごろから何か新しいことに取り組み始めるも、8月に中座してしまい、ようやく形になるのが11月、すると繁忙期に入ってしまうため、中途半端になって1年が終わってしまう。
これを毎年繰り返しているところが大半です。
業績があがる事務所と業績があがらない事務所の違いはまさにここにあります。
繁忙期でもいかに活動を継続できるかです。
繁忙期でも活動を継続しやすくするためには、内部の目では難しすぎます。
外部の目があってはじめて忙しくてもやり続けられるものです。(内部だけだと忙しいのをお互いわかっているため、なあなあになりやすいですので)
いかに外部の目をいれて活動を継続できるか、これが1つ目のポイントになります。
ポイント2.商品ラインナップをつくる
業績があがる事務所に共通すること、
それは、「税務顧問以外の商品があること」です。
あちこちでコンサルやセミナーなどで色んな先生にお会いするたびに話題になるのが、「税務顧問を増やすことで、事務所はもうかるようになるのか?」です。
結論から言うと、それは可でもあり、否でもあります。
税務顧問が増えることにより、顧問先に他の商品、サービスが売りやすくなるからです。
ここで売る商品、サービスをきちんと設計できていると、税理士事務所は急激に儲かるようになります。
反対に税務顧問しかやっていないと、儲けをみすみす見逃していることになってしまいます。
ですから、顧問先に売れる商品やサービスを用意することがとても重要になります。
ポイント3.必勝パターンをつくる
商品ラインナップが充実してくるとおきる問題が、各商品が以前より売れなくなることです。
これは、すべての商品を同じ売り方で売ろうとしてしまうためにおこります。
そうではなく、各商品とお客さんにあわせた売り方をしていく。
それを磨きあげて必勝パターンをつくっくていくことが、ただ売上を増やすことでなく、売上を増やし続けていく上で非常に重要になります。
以上、税理士事務所が売上を増やすポイントを3つシェアしました。
ぜひ事務所の方針に反映させてみてください!
ー福元友則