From:高名一成
先日、僕たちが運営する会員制サロンの勉強会を開催しました。
勉強会ではホットシートをやったんですが、これが非常に盛り上がり勉強会は終始これだけになってしまいました。(他のプログラムもあったんですが、、、)
ホットシートとはカンタンに言うと公開コンサルティングのことですが、僕たちだけが相談者に対してコンサルをするというものではありません。
参加者からも質問や意見を出してもらい、問題解決を導きだしていくものです。
今回はある会員事務所の職員さんから自分の担当しているお菓子屋さんの売上アップコンサルをどう進めればいいかを相談いただいたので、それをテーマとしてホットシートをやりました。
その職員さんからの相談内容は以下の3つでした。
①
店舗マーケティングコンサルタント養成講座の中から客単価アップとリピート率アップのテンプレートを3つほどピックアップしてみたけど、どれを使うのがベストな選択なのか?
②
成功報酬でやろうと考えていて、前期PLを参考に粗利の基準値を設定しようと思っているが、妥当かどうか?
③
社長が通販をやりたいと考えているが、楽天でやるか、自社サイトを使ってやるのとどちらがいいか?
この3点でした。
これをホットシートでコンサルティングしていきます。
さすが、マーケティングを勉強している税理士の集まりだけあって、参加者からの質問や意見がかなり鋭いんですよね。どれもマーケティング視点でかなり濃厚な議論になっていました。
結果的に通販をやる必要がないんじゃないかとか、リピート率アップをした方がいいとか、成功報酬は粗利の◯◯%、といった様な結論が導き出されました。
ホットシートは方向性決定までのプロセスや考え方などの過程を体験することができるので、かなり勉強になります。
そして、複数の人で議論をしているので、いろんなアイディアが出てきます。
それが思いがけない企画になり、売上アップに繋がったりするんですね。
しかも、それがたった1〜2時間で出来てしまいます。
これがホットシートの最大の魅力です。
1人で考えると何日経っても問題解決策も企画のアイディアが生まれないことは多々あります。しかも出来たとしても、あまり良いとは言えないものだったりします。
実は、問題解決策を考えたりアイディアを考える時は複数人で考えた方が圧倒的にいいんですね。
1人で考えるより短時間で結論を導き出せますし、質もメチャクチャ高くなります。
そして、みんなで考えているから結論に至る過程や趣旨は理解済みなので、あらためてプレゼンする必要はありません。
せっかくアイディアや企画を考えたのに周りにうまく伝えられずに承認を得れなかったなんてことはよくありますからね。
なので、超オススメなんです。
ホットシートをやるか、会議で議題にあげて話をもむか、やり方はいろいろあると思いますが、大事なことほどこういった形でやった方がいいので、ぜひやってみてください。
ー高名一成