From:福元友則
経営の世界では、よく「強みを活かした経営をしないさい」と言われます。
でも自分の強みが何かわからないし、どうやって強みを作っていったらいいのかも分からないという相談をよくされます。
なので、今日は少し僕たちを例に説明したいと思います。
僕のこの記事はNext税理士Labの101回目の記事になります。
このメディアを立ち上げるように高名に指示した時、とりあえずの目安としたのがまずは100記事書くことでした。
僕は仕事柄色々なメルマガをチェックしていますが、ほとんどのメルマガは不定期発行です。
その次に月刊が多く、週刊がその次という感じです。
メディアとして考えた時に真っ先に浮かんだのが新聞の朝刊です。
新聞って毎日決まった時間に届くじゃないですか?
あれが何時にくるかもわからない、いつ発行されるのかもわからないものだとそもそも情報を受け取る側として、そのメディアを利用する習慣が生まれないと思いました。
毎日決まった時間に届けることで、読者の方の生活のリズムの一つになれたらいいなと思ったのです。
毎朝、新聞を見たりニュースを見たりされてるように、僕たちのメルマガも自然に生活の一部として受け取ってもらえるようになれればいいなと。
そして、そういう情報よりも少しでも税理士事務所の経営の役に立ったり、朝礼のネタになったりする内容を届けれるようにしようと。
なので必ず定期発行しようと決めました。
次に100記事についてです。
月刊の場合、100記事になるまでにおよそ8年ほどかかります。
12ヶ月×8年です。
週刊の場合、100記事になるまでにおよそ2年ほどかかります。
52週×2年です。
ところが日刊の場合、僕たちは週6記事を発行しているので4ヶ月しかかかっていません。6日×4週×4ヶ月です。
他の人が8年かけてやっていることを4ヶ月でできるのはいいなと思って日刊にしました。
色んなところで毎日メルマガ書くのって大変じゃないですか?と聞かれます。
本当に大変なんです。
特にネタを考えるのが大変です。
パソコンの前に座ってそのままスラスラと書ける日もあるのですが、そんな日ばかりじゃないんです。
なので、僕のデスク周りにはネタを思いついた時に書いたポストイットが100枚ぐらいはってあります。
そのポストイットを見ながらどんな記事がかけるかな?と考えてます。
ちなみに、デスクで書く以外にもカフェだったり、出張先のホテルや実家だったりで書くこともあるのですが、そういう時はいつもより進みが悪い気がします。
それに記事を書く時間をそもそも全くとれない日もあります。
出張から帰ってきて夜中に書くこともあります。
なので内容も、役たつ日もあればそうでもない日もあると思います。
でも毎日続けること、毎日続けれること、それこそが事業の強みになります。
僕たちはメルマガを毎日書くことで、他の人が8年かけて達成することを4ヶ月で達成できました。
もしこのペースで8年書き続けたとしたら、一体何記事になるのでしょう?
1年で300記事だから、8年で2,400記事になります。
24倍の量の差がうまれます。
これは文章を考えて書く力が24倍になりますし、お客さんとのコミュニケーションの量も24倍になることを意味します。
事業の強みとは、他の人が続けれないことを続けることで生まれるものだと思います。
あとから参入する人は絶対に追いつけないわけですし、競合もできないわけなので、それはものすごい競争優位性であり参入障壁になります。
でも業務や作業ではダメです、あくまでも仕事としてです。
どんなジャンルでやればいいのか分からなかったら、お客さんとのコミュニケーションを増やすための何かにするといいです。
それが継続は力になり、事業の土台を築いてくれるようになりますよ!
ー福元友則
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