From:高名一成
最近、こんな記事を見かけました。
「飲食店のためのドタキャン防止システム」
おそらく最近開発されたシステムだと思いますが、全日本飲食店協会という協会が開発したドタキャン防止システムらしいです。
飲食店の宴会予約のドタキャンはよく話題になっていて、痛恨の一撃と言ってもいいくらいの大問題です。
宴会の予約を受けて準備をしていたのに、当日の時間になってもお客さんが来ない・・・。そして、電話をしてみると行けなくなったとか、電話にすら出ないとか。
つまり、回収できるはずだった売上が回収できなくなったということです。
でも結果的には、回収だけではなく、予約があるからと言って、入店を断ってしまったお客さんの売上の損失や予定していた宴会に対応するためシフトに入れたスタッフの人件費、食材のロスなどのはかりしれない損失があります。
これは由々しき問題ということで、ドタキャン防止システムが開発されました。このシステムは全国の飲食店でドタキャンをした経歴がある人の電話番号をデータベースにまとめているそうです。
そして、予約受付時にその電話番号をデータベースで調べヒットすれば事前に対策を打つことができるというものです。
そんなシステムは昨日より申し込み受付を開始したそうです。いい取り組みだと思うので、飲食店のドタキャン対策の一手になってくれればいいですね。
これは飲食店の話ですが、飲食店に限らず料金が未入金になっていて回収するのに大変な思いをした人は、けっこう多いのではないでしょうか?
きちんとサービスを提供したのにお金が回収できないという話はよくあることです。顧問料の回収漏れもよくあると聞きます。
なので、未入金が起こらないようにする対策を作っておくことは重要ですよね。
この対策として一番カンタンなのは前払い制度ですね。お金をいただいてからサービスを提供する、もしくは納品するというやり方です。
かくいう僕たちも基本的にはこのやり方です。(一部、違うクライアントもいますが)
これをやれば、回収もれということは無くなるはずなので、全てをこのやり方にできるといいと思いますが、なかなか難しいケースもありますよね。
でも、意外と前払い制度に変更したいとクライアントに伝えるだけで、OKが出るという話はよくあることです。
さらに、未回収が多い場合、このやり方に変えるだけで、売上は変わらないのに資金繰りがメチャクチャよくなったという話もあります。
未払いのものを、取り立てるというのは、やる方も精神的にはイヤな行為だと思うので、前払いにすることはいいことだらけです。
もし顧問先で困っている人がいたら提案してみてはいかがですか?一気に資金繰りがよくなる可能性があります。そして、あなたも困っていたら検討してみてはいかがですか?
ー高名一成