from 福元友則
最近クライアントの成果報告が続々ときています。
先日行った勉強会では、会員さんがクライアントの売上支援をして見事売上を上げることに成功したと報告をくれました。
自分でやって成果を出す時は、喜びよりも安堵、ほっとするのですがやり方を教えている人が成果を出すと喜びしかありません。
先日、10月の景況感は非常によかった、2年何ヶ月ぶりの好況だったというニュースをみました。
この感じなら今後もなんとかやっていけそうだと安堵した社長も多いことでしょう。
先の見えない得体の知れない恐怖から解放されて、今のままでいいのかなと思った社長も多いです。
ところが今日は緊急事態宣言を出すべきかどうか、これは第三波なのではないか、その入り口にいるとコメンテーターが言ってました。
まだこれからしばらくの間はジェットコースターのようにいい時と悪い時が交互に来るのだと思います。
ですので、やはりコロナ対策は不可欠でしょう。
まだまだ向かい風の中で経営しなければいけない社長は多そうです。
こういう経営の環境が大きく変わる時には注意が必要です。
以前と変わらない、それだけで向かい風の中での経営を余儀なくされてしまうからです。
そんな時に考えなければいけないことがあります。
それは、なんとかして向かい風を追い風に変えれないか?です。
よく相談されるのは、向かい風をなくす方法だったりと向かい風そのものをなんとかする方法についてです。
しかし自分でコントロールできない自分より大きなもののことを考えていても仕方ありません。
それよりも自分でコントロールできることに集中するべきです。
例えばこの場合に自分でできるのは進む向きを変えること。
向きを変えて追い風になるように進むということです。
このように環境に自分を合わせることを常に意識しなければいけません。
環境にあわせて事業を変化させることはいつもいつも考えなければいけません。
自社の商品もそれに変えなければいけませんし、売り方もそうです。
既存のものに固執しているとあっという間に時代の変化に取り残されてしまい、お客さんは離れていくし、事業も縮小していってしまいます。
会社や事業は商品ではないからです。
会社や事業が時代を生き抜いて残っていくためには、思入れのある商品であっても捨てなければいけない時がきます。
自分がやりたいことと違うことをしなければいけない時もあります。
そうやって生き残りをはかることで環境の変化を味方につけ、時に大きな追い風にのって大きく成長したり飛躍することができます。
環境を自分にあわせようとしていなか自問してみてください。
環境に自分を合わせるためには何をしなければいけないか考えてみてください。
その答えが来年事業を大きく成長されることにつながっていきますので。