from 福元友則
たまにはマーケティングの専門家らしい話を!
コロナ禍の中で業績を伸ばしている会社があります。
主にはオンラインへのシフトが進んでいる会社が業績を伸ばしています。
逆にオンラインへの対応にとまどっている会社は伸び悩んでいます。
もちろん業種によってどこまで対応できているべきかは異なります。
しかしオンラインシフトがトレンドになっていることは断言できます。
まだ手付かずの先生、少ししか進んでいない先生、ぜひオンラインシフトに全力で取り組んでください。
おそらく来年あたりかたものすごい差になってあらわれます。
さらに1年、2年の差をあとから巻き返すことは容易ではありませんので。
さてオンラインシフトが進んでいるというか元からオンラインがメインでやっている業種でもコロナ禍での1年で差がつき始めました。
業績ではなく成長しているか否かという点でです。
今まではオンラインシフトの進み具合が成長を牽引していた感がありますが、その様子が異なってきているのです。
これは数年前に流行ったマーケティングオートメーションなどのツール類が一通り浸透してきて、これを使いこなせているかツールに振り回されているだけかの違いが明確になってきたようです。
オンフラインでの営業からオンラインにシフトして生産性がアップしたり、今までリーチできなかったクライアントにリーチできるようになった結果、業績が伸びています。
ここがひと段落してある程度リーチした結果、新規客の獲得が難しくなり業績に伸び悩みが発生しているのです。
ところが同じ条件下でも伸びている会社があります。
そこのマーケッターは優秀、超優秀。
何をやっているのかというとマーケティングの原則に忠実でした。
既存客の分類をきちんとやり、その分類ごとに商品、サービスをセールスできるようにしているのです。
逆に伸び悩んでいるところは既存客の分類をあいまいにし、既存客に一斉にセールスをするという原則に背く行動をしています。
これは税理士事務所でも同じ。
顧問先をきちんと分類し、その分類ごとに商品やサービスをセールスするようにしてください。
これをすることで、今まで伸び悩んでいた事務所も息を吹き返します。
それどころかまた成長しはじめることができるでしょう。
ぜひそんなマーケティング戦略を練ってみてください。