From:高名一成
先日、マーケティングコンサルタントの売上計画作成実務講座を開催しました。
これは経営計画の中の売上計画の作り方とアクションプランの作り方を学ぶ講座です。
講座の冒頭に参加理由をうかがったんですが、MAS監査で売上の部分に壁を感じている方がほとんどでした。
たいていの会社は経営計画の中で売上だけ目標達成できないはずなので仕方ありません。
そういったクライアントを伸ばしていくためには売上に対するサポートが必要です。
もちろん、売上のコンサルができれば一番いいんですが、いきなりはハードルが高いので、まずは精緻な売上計画を作ることからオススメしています。
精緻な売上計画に必要なのは、売上の数値計画とアクションプランの精度の高さです。
この精度が低いと売上は増えていきません。
精度の高い低いは、アクションプランにあわられやすく精度の低いアクションプランには戦略が描かれています。
中期の経営計画には戦略が描かれるべきですが、MAS監査で予実管理していく単年度計画には「戦術」が描かれなければいけません。
戦術が描かれないと具体的なアクションプランにならないので、現場はなかなか行動できません。
アクションプランを作ったのにも関わらず、イチから考えなければいけなくなってしまいます。
この時にイチからきちんと考える人はいません。
たいていの場合、今までと同じやり方を踏襲して目の前のことをこなすだけになってしまいます。
戦術ベースのアクションプランが作れるようになるためには、売上に対する理解を深めることが必要ですが、売上の数値計画も精緻なものを作らなければいけません。
例えば、売上の数値目標がキャパを超えた大きすぎる目標の場合、アクションプランを具体的にするのはかなり難易度が高くなります。
具体性がない目標のアクションプランを具体的にはなかなか作れません。
社長の思いつきで目標を作ったり、数字合わせの目標にするのではなく、利益から逆算する科学的な数値計画が必要です。
あるいは、こちらから数値感を提示するべきです。
戦術ベースのアクションプランを作るには数値計画も重要なんです。
これらをクリアし戦術ベースのアクションプランを作ることができれば、きっとMAS監査先の売上は増えるはずです。
実際、この計画を作った会社はコロナ禍であろうと売上を伸ばしています。
あなたも予実管理がしやすくなるでしょう。
特にこれから決算を迎える会社の計画作成をする機会が増えてくるはずです。
もし、戦術ベースのアクションプランが作れていない場合は、これから戦術ベースのアクションプランを作っていきましょう。
そして、これをきちんと学びたければ、この講座に参加してみてください。
次の開催日はまだ未定ですが、、、
ー高名一成