From 福元友則
6月になりましたね。
早いもので今年ももう半分が過ぎようとしています。
また税理士事務所にとってはやっと長かった繁忙期が終わったところです。
色々とやりたいことがある中でなかなか実行に移せず歯がゆい思いをしていた先生もたくさんいらっしゃることでしょう。
税理士事務所の先生にとって6月はある意味、年始の1月と同じ年明けなのかもしれませんね。
ですので、改めて今年の目標や抱負を考えてください。
今年はどんな1年にしたいですか?
今年はどんな成長をしたいですか?
今年2021年は他の年と違った重みのある1年です。
これだけ世の中が様変わりする時はそんなにありません。
人の価値観からビジネスの環境までがらりと変わって、もはや今までの常識が非常識になるぐらいの変化が起きています。
こんな時に以前と同じで変わらないという選択をするのはとても危険です。
変わるリスクより変わらないリスクの方は圧倒的に高くなっている時だからです。
例えば、売り方を変える時です。
すべてのものがすごい速さでオンライン化されていっています。
今までは1部の業界がやっていたことがすべての業界に起こっています。
そんなこと誰もやっていないと思っていたことが気づくと業界の常識になっているかもしれません。
例えば、サービスの提供の仕方を変える時です。
ある日、突然顧問先から先生の事務所はまだそんなやり方でやっているんですか?と言われてしまうかもしれません。
売り方やサービスの提供の仕方が変わるということは、ビジネスモデルそのものが変わる時かもしれません。
デジタル化でビジネスモデルが変わると、おそらくとても効率的になります。
税理士事務所業界の勝ち組はとても儲かりやすくなるでしょう。
その一方、変われなかった事務所はとても儲けづらくなるでしょう。
トレンドに乗るビジネスが伸びるのも、トレンドからはずれるビジネスが苦労することになるのも世の常だからです。
何が変わるのかよりも何が変わらないかを見つけるほうが大変なぐらいの大変化の時代です。
どうせ変わるなら誰よりも早く変わることで業界や顧問先をリードできる経験をしてみませんか?
そういった人や会社が支持される時代になっていきますので。