From 福元友則
オリンピック盛り上がってますね。
以前はニュースを見ていてもコロナなどよくない報道ばかりで残念でしたが、最近はオリンピックのニュースが多くて見ていてとても嬉しくなります。
やっぱりスポーツっていいですね。
オリンピックが純粋なスポーツの祭典ではないのは先生もご存知のはず。
開催を巡っての議論の時にも商業的な理由がずいぶん取り沙汰されました。
テレビ離れが叫ばれて随分たつのに開会式の視聴率が56%だったことからもその注目度は計り知れません。
そんな注目度ばつぐんのオリンピックの中で僕が注目したことの1つに次のニュースがあります。
それは、「トヨタがオリンピックのCMを控える」というもの。
視聴率が好調に推移することが予測される中で、あえてCM放送をとりやめるというのは非常に面白い決断だと思ったのです。
スポンサーを降りるというものではなく、車の提供などはするとのこと。
一見すると、オリンピックの開催反対派への配慮にも思えます。
もちろんその可能性もありますが、しかしそうではない可能性もあります。
というかその可能性が高いので、その理由(と思われること)をシェアします。
近年、広告業界でもオンラインシフトが顕著になっています。
たしか2019年の電通の発表でオンライン広告費がメスメディアの広告費を抜く見通しだとありました。
僕が電通の関連会社の仕事をしていた時にも既にこのような未来を見通して動いていたように記憶しています。
このオンラインシフトが加速しています。
最近、googleの会社アルファベットが過去最高益だったというニュースがありました。
広告収入が絶好調のようです。
以前はFacebookに押されていたのですが、最近はYouTudbe広告が好調のようです。
オンラインシフトが加速している理由の1つにこのニュースが関係しています。
オンラインも以前はテキストが主体でした。
しかし今は動画が主体に変わってきています。
そうなってくるとテレビでCMを流すよりも時間の制約がない動画を使えるぶんオンラインのほうがよくなってきています。
トヨタも自社メディアであるトヨタイムズがありますから、自社メディアを中心に広報や宣伝していこうという流れなのだと思います。
(テレビCMでもトヨタイムズの宣伝していますしね。)
これからはさらにオンフラインからオンラインへのシフトが加速します。
この動きは社会全体の流れです。
ですから、顧問先の社長にも先生の事務所もこの流れに乗り遅れないようにしてくださいね。