From 福元友則
先ほどニュースを見て石原慎太郎さんが亡くなられたのを知りました。
謹んでご冥福をお祈りします。
僕は世代じゃないからか石原慎太郎さんのことはそんなに詳しく存じ上げませんでした。
ただ特集の中で流れている石原さんを見て、人が魅了された理由はよくわかりました。
そしておしい人を亡くしたのだなと感じました。
これは社長や先生にも通じることなのですが、人は人に惹かれます。
どんなにビジネスの営利面を訴えてみても、最後は人間的な魅力には敵いません。
特にどんな面にひかれるのかというと、その人がかかげるビジョンです。
こんな会社をつくりたい、こんな世の中を実現したいというビジョンです。
こういう人になりたい、こういう人でありたいというビジョンです。
石原さんの特集を見ていたらこういうこういう日本をつくりたい、そのために東京を改革したいというようなメッセージがたくさん伝わってきました。
他の人には見えていないけれども、石原さんには見えている世界。
ここでいうビジョンとは世界観とも言えるかもしれません。
色んな人が石原さんの創り出す世界観に魅了されたり、共感してファンになっていったのでしょう。
世界観は政治の話だけではなく、経営においても重要です。
例えば、採用をする場合。
求人内容で勝負をするのと世界観で勝負をするのでは全く世界が変わってきます。
こういう事務所をつくっていきたいからこういう人と一緒に仕事をしたい。
こういう世界観で勝負をするとこのメッセージが響いた人にとってオンリーワンになれます。
また採用できる人材も先生や事務所にあった人材が集まってくることでしょう。
営業の場面でもとても重要です。
営業でよくある不満が、お客さんが集まらないこととお客さんの質が悪いことがあります。
このどちらも世界観が解決してくれます。
お客さんも先生や事務所の世界観に魅了されたらオンリーワンになり他と比較されることもありません。
他がないのであれば、先生や事務所にあったお客さんが集まってきてくれることになります。
この世界観があれば、差別化がとてもかんたんにできるということですね。
No.1ではなくオンリーワンになるというのが差別化の目標です。
差別化ができれば経営のお困りごとの大半は解決できるでしょう。
ぜひ今年は事務所の差別化に挑戦してみてはいかがでしょうか?
最後に改めて石原慎太郎さんのご冥福を謹んでお祈りします。
PS.
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