From 福元友則
最近クライアントとのセッションでたてつづけに話題になっていることの1つに差別化があります。
経営をしていると事務所や会社で色んな問題が起きますよね。
人の問題とかお金の問題とか売上の問題とか、、、
これらのような事務所や会社に起きる問題の大半は差別化できていないことによって起きている問題になります。
差別化というのはお客さんから見た違いのこと。
お客さんから見て先生の事務所と隣の事務所やライバル事務所と明確な違いがあればそれが差別化です。
差別化というと字がよくないのですが、本当は差別化というより差異化、差違化。
要は他と異なることや他と違うことが重要なのです。
今はデジタル時代で情報化社会。
お客さんもちょっと調べれば商品や会社について色々情報を得ることができます。
またお客さん側と会社側で売り手と買い手で情報の非対称性が起きやすい業界ではたいてい紹介会社やポータルサイト、仲介会社などが存在しています。
つまり今はお客さんが会社と会社を、商品と商品をとても比較しやすい時代になっているということです。
そしてそれはどんどん加速していっています。
その結果、求められるのはわかりやすい違いや明確に異なること。
これが選ばれる条件です。
ところが、ほとんどの先生や社長は差別化のために商品やサービスをよくすることで顧客満足度を高めるとやってしまいがちです。
またライバルよりよい良いとやってしまいがちです。
ですが、差別化とは差異化。
より良いと異なるとは全く違います。
これからの経営課題はいかに差別化できるか?いかに差別化するかです。
また異なればなんでもいいわけではありません。
違えばなんでもいいわけでもありません。
その違いが、その差異のポイントがお客さんにとって価値があるものでなければいけません。
そしてその違いがライバルにとって作り出すのが困難であれば困難であるほど有利になっていきます。
つまり利益を出しやすくなったり、経営がやりやすくなったりします。
差別化の話をすると差別化のための差別化をしてしまう人がたくさんいます。
ですが、差別化の出発点はお客さんです。
お客さんのお困りごとやお悩みごとの中でいまだに業界で未解決になっているもののなかに差別化の種はあります。
確定申告期にはたくさんのお客さんと話をする機会があります。
ぜひその機会をいかしてお客さんのお悩みごとやお困りごとをきいて差別化に取り組んでいきましょう!
PS.
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