From 福元友則
今、ビジネスの世界は大規模な変化の真っ只中です。
例えば、かつて農業中心から工業中心の経済に移行した産業革命と同じような変化が起こっています。
これは日本も例外ではありませんし、中小企業も税理士事務所も例外ではありません。
DX,デジタル化や自動化の波は凄まじいものがあります。
デジタル化に乗り遅れると勝ち組はみんな工業に移ったのに農業を主の事業をするぐらいのことが起こりえますし、実際に起き始めています。
今中小企業に起きている問題は何でしょうか?
もちろんデジタル化が遅れていることがあげられます。
しかしそれが1番の問題ではありません。
デジタル化の時代に対応できる人材の育成、そのためのスキルの習得や専門知識の習得といったところが大幅に遅れています。
もし2,3年前とやっていることが変わっていなかったとしたら間違いなくかなり遅れていると認識しましょう。
実際に海外の色んな調査結果をみてみても、従業員は自分たちに起きている問題に過去のやり方で対処できなくなって困っている、明らかに準備不足だと感じているというものがいくつもあります。
また再教育や配置転換をやっていかないと時代に対応できないと感じている社長も少なくありません。
もし先生がスタッフを外注などを中心に構成していたり、構成していくつもりなら大丈夫かもしれません。
しかしほとんどの税理士事務所や中小企業は正社員で構成されています。
もし彼ら彼女らをずっと雇用し続けようと考えるなら、従業員教育や配置転換がとても重要になってきます。
時代にあわせたスキルや知識を身に着けれるようにしなければいけません。
これは経営側の意識もそうですが、従業員側の変わる必要があるという意識を持つべきところです。
ですので、これからの経営には従業員が継続して新しい知識やスキルを習得できる環境を整備する、整備し続けるというのが経営課題になってきます。
ほとんどの会社はそれを従業員にまかせきっています。
しかしこれからは会社側がどんなスキルや知識を身に着けてほしいかメッセージを伝え、そしてそれを身に着けれる環境を用意しないと生き残っていくのが難しいということです。
ちなみにどんなことを学ぶといいのかというと、残るものと無くなるものを考えてみるといいです。
デジタル化をしても商売をする上でなくならないもの(デジタル化で置き換えれないもの)もあれば、デジタル化で必要なくなるものをあります。
例えば、仲介や数字を扱うものというのはデジタル化しやすいですし、反対に人の感情を扱うものというのはデジタル化しにくいと言われています。
新しい時代の従業員教育、ぜひ考えていきましょう!
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