From 福元友則
社長や税理士の先生などからよく相談されることの1つに仕事術があります。
もともと日本ではたくさん働くことはいいことだという価値観があります。
ですので、働く時間を減らすということを考えるのにそもそも抵抗があるという社長も少なくありません。
一方、海外では労働はそもそもバツだとされている文化圏もありできれば少しでも働く時間を少なくしたいという考えがあります。
そういった背景もあり海外では効率化がとても進んでいるのですが、日本はまだまだ遅れています。
日本は日本語圏がマーケットなのに対して海外は英語圏がマーケットなど市場が大きいというか大きすぎるというのも影響があるかもしれません。
そんなこんなで日本ではあまりなかった効率化が最近よく話題になります。
働き方改革ぐらいから雰囲気が大きくかわりはじめ、デジタル化やテレワークなどもあってより加速している印象です。
ところが効率化に取り組んで日が浅い人や会社が多くあまり機能していません。
効率化はそもそも手段です。
何かもっと集中したいことに経営資源なども集中させるための方法です。
ところが手段が効率化が目的化している効率化をよく見かけるのです。
効率化のための効率化のような状態です。
効率化は、業績アップのための手段です。
ですので、業績アップにつながることでやらなければ意味がありません。
つまり効果があることを効率的にやるのは意味があるのですが、効果がないことを効率的にやっても意味がないのです。
目的から考えて行動する人は大丈夫なのですが、目的ではなく目の前の業務から行動する人はこの罠にはまっている可能性が高いでしょう。
頑張っているのに評価されないといったこともこうしたことが原因なことがよくあります。
まずは効果的なことを見つけましょう。
効率化の場合、そもそも何かをより効率的にやるよりももっと効果の大きなことを多少効率的ではなくてもやるほうが最終的に効果があることが多いです。
例えば、安い商品をたくさん売るより高額な商品を1つ売るといった具合です。
効率化を考える場合でも経営にとって何が効果的なのかを考えましょう。
これは社長しかできない仕事で最高の効率化になります。
ぜひ時間をとって考えましょう!
PS.
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