from 福元友則
何か新しいことに取り組むとなかなかうまくいかないこともあるかと思います。
多くの人は少しやってみてうまくいかないと向いていないんだと結論づけて辞めてしまいます。
ですが、そもそもやりはじめからうまくいく人はほとんどいません。
ほとんどの人はやりながらうまくなっていきますし、やることでうまくいくようになっていくのです。
ただしなんでもやればいいものではありませんし、うまくいっていないのにひたすら続ければいいというものでもありません。
まずやるだけの価値があることに取り組むことです。
例えば、業績アップしたいなら高額商品づくり。
ほとんどの人は儲けたいといいながら忙しくて儲けるための時間がありません。
これはとても大切なことです。
時間管理の重要性もあります。
何に時間を使っているのか。
今よりもっと儲けたいなら今と違う時間の使い方をしなければいけません。
すると今自分が何に時間を使っているのかを確認する必要があります。
ここで多くの人がやってしまうのは効率化。
無駄な時間を削減しようとしてしまいます。
でも多くの場合、これはあまりうまくいきません。
僕らは機械ではないので効率化することで効率化できないこともあります。
もっとたくさん働くことではなく、もっと効果的なことにフォーカスしましょう。
例えば、もっと働くではなく、休憩をしっかりとるようにするとか。
それから今より高単価な仕事であったり、高単価な商品づくりをすることです。
色んな事務所の生産性も見ていますが、業務を効率化しても改善できる範囲はしれています。
それよりも高単価な商品を提供すれば、時間単価が2倍、3倍、5倍となっていき、結果的に生産性を大きく引き上げることができます。
ですが、ほとんどの社長、先生は忙しいといいながらもっとお客さんを増やさなければ、もっと顧問先を増やさなければといっています。
いつもそう言っています。
結果としてどれだけ顧問先が増えても忙しいのは変わらないですし、より忙しくなるだけです。
しかも忙しくなるからといって儲かるようになるわけでもありません。
より忙しくなって儲からなくなっている事務所や会社をみることも珍しくありません。
ほとんどの税理士事務所の課題はここにあります。
この課題をクリアできると事務所の様々な問題が一気に解決できるかもしれません。
ぜひ幹部の方と話し合ってみてください。
そして少しでも取り組んでいきましょう。