from 福元友則
今年の7月3日から新紙幣が発行されます。
聞いた話によると1円や5円なども発行量はとても少なくなる予定とのこと。
両替にお金がかかるようになってからあまり使われなくなってきたのかもしれません。
神社のお賽銭でも、1円はやめてねみたいなお願いが書いてあるところもあるとか。
お金を払って会計をする機会もそんなになくなってきましたよね。
お店に行ってもキャッシュレス決済できることがほとんどですし。
レジもタブレットなどで会計しているお店もとても多くなってきました。
(新しめの飲食店はそもそもレジがないことも多いですね。)
ほんの3年前ぐらいには考えられなかったぐらいDXが進んでいます。
身近なものになり、当たり前になりつつありますよね。
B2Cだとかなりの浸透度だと思います。
しかしB2Bはどうでしょうか?
思っているほどDXが浸透していない気がします。
まだ業務面においてはDXにどんどん移行していっている感じがあります。
しかし営業やマーケティングにおいてはどうでしょうか?
まだほとんどの社長はホームページが売上につながらないと言っているレベルの浸透度です。
ホームページで問い合わせをもらって売上につなげるというのは1世代は古いやり方でwebマーケティングと呼ばれていた時代のものになります。
DX時代にはこれがデジタルマーケティングに進化しています。
そしてデジタルマーケティングではホームページで集客して売上につなげるというのはやり方はほとんどとられていません。
では今デジタルマーケティングでは、どういうやり方をしているのでしょうか?
ホームページは2つに分かれていきました。
1つ目がセールサイト。
これは販売を目的とするサイトのことで、販売目的のランディングページだったり、ECサイトなどが代表的です。
セールスサイトの目的は売ること。
ですので、成約率や成約数などでサイトの良し悪しが評価されることになります。
2つ目がコンテンツサイト。
これはブログやオウンドメディアなどに代表されるサイトになります。
ブログはこのメルマガでもみていただいているのでよくわかると思いますが、オウンドメディアとは何でしょうか?
オウンドメディアとは、新規集客であったり、アクセスを集めるためのメディアでかつ自社で所有するメディアのことです。
インスタグラムなどのSNSとの違いは、自社所有か他社所有かの違いによります。
セールスサイトにお客さんやアクセスが集まることは考えにくいので、まずは新規集客であったり、アクセスを集めるためのコンテンツサイトを用意します。
そこで集めたお客さんやアクセスをセールスサイトに流していく。
こういうイメージをしてもらえるといいかと思います。
すると今のホームページがセールスサイトとしても立ち位置なのか、コンテンツサイトとしての立ち位置なのか、そのどちらでもなかったり、両方やろうとしていたりと色々見えてくるのではないでしょうか?
営業のDX化としてホームページを見直してみる。
先生の事務所も顧問先へのアドバイスでもぜひやっていきましょう。