from 福元友則
今日のメルマガは前回の続きになります。
なぜ問題発見が難しいのかを前回メルマガで解説しました。
今日は問題を見つけるにはどうやればいいのかについて解説します。
やり方は色々あるのですが、今日はかんたんにできる方法を紹介します。
ではどうすればいいのかというと、、、
問題を発見できるレンズを持つことです。
問題を発見できるレンズって何?と思いますよね。
これが何かについて説明します。
お客さん、特に中小企業やその社長には常にいくつもの問題があります。
問題の山でできているといっても過言ではないぐらいです。
ところが社長も税理士の先生も問題がわからないのです。
なにをどうしたらいいのかよくわからないのです。
ここでいう問題は問題と課題の両方になるかと思うのですが、特に課題についてはまったく認識できていないと思って大丈夫です。
課題は透明だと思ってください。
目の前にあるのに、でも本人や近い人には見えないのです。
無色だけど少し臭いがするようなものだと思ってください。
何かある気がするのだけれど、何があるのかわからない。
こんな感じです。
ここで問題を発見できるレンズの登場です。
このレンズをつけることで、今まで無色で見えなかった課題がはっきりと見えるようになります。
例えば、目に見えないものでも顕微鏡を通して見るとはっきり見える、こういう経験は皆してきていますよね。
顕微鏡のような、そのかわりになるレンズをまずはひとつ持ちましょう。
訓練を積んだ専門家はこういうレンズをいくつも持っているので、他の人には見えないものがはっきり見えたりします。
まず最初のレンズにおすすめしたいのは、使える解決方法を持つことです。
問題発見をしてそれから解決方法探すのではなく、まずは使える解決方法を持ってみましょう。
すると使える解決方法を持つことによって、突然その解決方法で解決できる問題が見えるようになります。
これはカラーバス効果と呼ばれるもの。
カラーバス効果とは、ある特定のものを意識し始めると関連情報が自然と目に留まりやすくなる心理効果を指しますカラーバス効果とは、ある特定のものを意識し始めると関連情報が自然と目に留まりやすくなる心理効果を指します。
つまり使える解決方法を持つことによって、カラーバス効果で今まで透明だった問題が見えるようになるということ。
その他のたくさんの問題の山の中から、1つの問題に焦点があうようになって問題発見できるようになるのです。
問題発見が苦手という先生は、まず1つ使える解決方法を持ってみることです。
それから順番に使える解決方法を増やしていってください。
するとどんどん問題発見できるようになり、問題解決できるようになっていきます。
つまり顧問先の経営の相談にのれるようになったり、経営の支援ができるようになっていくということです。
今後の顧問先の支援の参考にしてくださいね。
PS.
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