From:高名一成
先日、自宅の近所の神社の近くを通りかかったら行列ができていました。
何かイベントでもやっているのかなと思って近づいてみると多肉植物の販売イベントをやっていたんです。
行列は2列あって、1つは予約客専用の列で、もう1つが飛び込み客専用の列になっていて、スタッフの方が暑いなか大変そうに誘導していました。
多肉植物は一時期ブームになっていましたが、まだこんなに人気があるんだ…この時はこんなくらいにしか思いましたでした。
それから3時間後、、、
同じ場所を通りかかると、なんと行列が増えていました。
3時間もたてば行列は落ち着いていると思いきや、さらに増えていたんです。
僕は多肉植物がこれほどまでに人気であるとは思ってもみなかったので、これにはとても驚きました。
これほどの人気に一体何があるのか、マーケッターとして気になったのでスタッフの方に話を伺ってみました。(ブログのネタにもなると思って 笑)
すると、このイベントには地元の人だけでなく、遠方からも多くの人が訪れているとのこと。
なかには新幹線や飛行機に乗ってきている人もいるみたいです。
それから、数万円する植物もバンバン売れて、10万円単位のものも売れているそうなんです。
スタッフの方からこの話を聞いて、あらためてファンがいるビジネスは強いと思いました。
この多肉植物のイベントがこれほど成功しているのは、きっと熱狂的なファンがいるからでしょう。
わざわざ新幹線や飛行機で遠方からくるなんてファン以外は考えられません。
それから、ファン向けのイベントがいかに儲かるかということも見逃してはいけません。
多肉植物で数十万円という買い物が高いか安いかは僕には分かりませんが、一般的には高い部類の買い物に入ると思います。
少なくとも一見客がパッと見て買うようなものではないでしょう。
でも、ファンだとバンバン売れるわけです。
ファンはマーケティング的に言い換えると優良客のことです。
優良客はその商品やブランドの価値を理解しているし、熱い思いを持っています。
彼らの欲求を満たしてあげることができれば、高単価な商品を売るのはさほど難しいことではありません。
こんなことは言ってみれば、誰でも分かることかもしれませんが、これが出来ている会社はほとんどありません。
自社の優良客が誰なのか、きちんと分かっていないケースすら多いですから。
となると儲かるわけありませんよね。
儲けたければ優良客向けのアプローチが必要ですが、優良客が分からなければ儲けるための施策を打ちようがありません。
優良客を把握するための顧客管理、優良客を作り出して、優良客に販売するためのマーケティング、、、これは中小企業が儲けるための必須な取り組みです。
それから、、、なんといっても優良客と仕事ができるのは楽しいですよね。
楽しく仕事をしながら、さらに儲かる…
どんなビジネスにも一番大切なのは優良客です。
-高名一成
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