from 福元友則
「なんで飛行機って新幹線より安いの?落ちるから?」
先日SNSを見ていたらこのポストがバズってました。
思わずたしかにと思ってしまいました。
新幹線も動かすのにコストはかかるイメージですが、飛行機も負けていませんよね。
新幹線は車両コストが1両あたり2億円とか3億円ぐらいのようです。
仮に15両とすると30億~45億円ぐらいになります。
一方飛行機は1機あたり200億~300億円ぐらいします。
燃料費は新幹線の場合電気代になるのですが、東京-博多で40万~50万円ぐらいのようです。
一方飛行機の場合燃料代になるのですが、100万円はするようです。
もちろん新幹線の場合、線路などのコスト(投資?)も発生します。
飛行機の場合は空港になりますが、こちらは投資は発生しません。
なので同じ条件ではありませんが、飛行機が新幹線とくらべてコストがかからないから価格も安くできるというわけではなさそうですよね。
(ちなみに価格などはサッと調べてみただけなので正確ではありません。また参考にした価格なども年代がバラバラですのであくまでイメージとしてみてください。)
もちろん飛行機は落ちるかもしれないから安いというわけでもありません。
飛行機の事故確率は100万回に1回程度だそうです。
(昔何かの本で海でサメに襲われるよりも低い確率と紹介されていました。)
ではなぜ飛行機が新幹線よりも安くなるのかといえば、、、
価格競争があるかないかです。
新幹線には価格競争がありません。
同じ路線を走る他の新幹線がないからです。
なので新幹線は自分で価格を決めればその価格になります。
でも飛行機はそういうわけにはいきません。
自分で価格を決めても他の航空会社がもっと安い価格にしてしまえばお客さんは来ないかもしれません。
お客さんに価格決定権があり自分には価格決定権がないのです。
そういう市場環境だと儲けるのは難しくなります。
価格決定権が会社側になるビジネスは儲けやすいビジネスなのです。
もしビジネスで儲けようと思えば、市場の競争環境をよく理解する必要があるということ。
もし競争が激しい環境なのであれば、大事な商品サービスを競争やライバルから隠すことを考える必要もあるかもしれません。
もし先生が顧問料が安くなることに困っているのなら、価格競争や市場環境について考えてみてください。
差別化することで競争を避けれるようになりますし、競争の少ないサービスを扱うことで競争を避けることもできます。
また本命商品は競争から隠すマーケティングのやり方をしなければいけないかもしれません。
ぜひ時間をとって幹部の人と話し合ってみてください。

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