from 福元友則
今年AIをみていて
一つ気づいたことがあります。
それはAIの位置づけが
大きく変わってきたということです。
去年まではAIは
便利なツールとして考えられていました。
どんなプロンプトを入力すれば
思い通りの回答が得られるのか。
どうすれば今の仕事を
もっと効率化できるのか。
そんなAIの使い方が
話題の中心だったと思います。
ところが今年になって
状況が変わってきました。
今までは自分ができることを
AIで効率化していました。
それが今では
自分にはできなかったことまで
AIを使ってできるようになってきたのです。
例えばホームページをつくる場合。
今まではAIに
ホームページのつくり方を聞くと
その方法を教えてくれました。
でも実際につくるのは自分です。
専門知識も必要ですし
時間もかかります。
ところが今は違います。
AIにホームページをつくってと頼むと
実際にホームページをつくってくれるのです。
今はもう誰でも
プロ並みのホームページを
自分でつくれるようになってきました。
もちろん公開前の確認や調整は必要ですが
専門知識がなくても
短時間で形にできるようになったのです。
なぜこんなことが
できるようになったのでしょうか。
その大きな要因の一つが
AIエージェントの登場です。
これまでのAIは
人間が質問すると
答えを教えてくれるものでした。
ところがAIエージェントは
目的を伝えると
必要な作業を考え
実際に実行してくれるようになったのです。
つまりAIは
仕事を教えてくれる存在から
仕事を代わりにやってくれる存在へと
変わり始めています。
では誰でもプロ並みのホームページを
つくれるようになったら
何が起きるのでしょうか。
ホームページは
誰でも持っているものになります。
つまりホームページを
つくるだけでは
差別化できなくなるのです。
でもこれは
ホームページに限った話ではありません。
AIによって
今まで専門知識や技術が必要だったことも
誰でもできるようになっていきます。
そしてそれは
競合も同じです。
AIによって
何ができるかという差は
どんどん小さくなっていきます。
では同じことができるようになったとき
お客さんは何を基準に選ぶようになるのでしょうか。
僕はこれからの税理士事務所には
リーダーシップが必要になると思っています。
顧問先から相談されたことに
答えるだけではありません。
社長自身もまだ気づいていない
問題や可能性を見つける。
そして何に取り組めば
もっと会社が良くなるのかを考え
社長をリードしていく。
そのためには
顧問先の商売を理解し
どこに可能性があるのかを
見極めなければいけません。
必要であれば
新しい商品やサービスを
一緒につくることもあるでしょう。
AIによって
できることの差が小さくなるからこそ
売上に悩んでいる社長に
新しい売上の可能性を示せるのか。
将来に不安を感じている社長に
次の成長への道筋を示せるのか。
お客さんをリードする力が
これからの最大の差別化要因に
なっていくのかもしれませんね。
PS.
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