From:福元友則
今日のメルマガネタを探して過去にブックマークした記事の一覧を見ていたら倉持由香の名前を発見したのでおもわず見てしまいました。
倉持由香さんはグラドルなのに、なぜ僕のメルマガネタでブックマークしているのか?と思って記事を読み進めたらなるほど彼女は敏腕マーケッターだったので、そのインタビューをいつか紹介したいと思ったのでしょう。
新R25というメディアで今日紹介するインタビュー記事を読めますのでぜひ読んでみてください。
ちなみに記事は2018.3.13です。
時期が時期だけにすぐ紹介できなくてお蔵入りしていたのだと思われます。
倉持由香さんはデビューして14年目になるそうですが、9年ぐらいほとんど仕事がなかったそうです。
ところが今ではすっかり売れっ子に!
この転身ぶりがまさにマーケッターの考え方でしたので、ご自身で語られている売れたポイントを紹介します。
理由1.勝てるところで勝負する
99人のアイドルから6人の日テレジェニックを決める企画に出演したそうです。そこでメンバーを見て、99人も参加してるんだったらどうせかわいい子には勝てないなと思ったそうで、かわいいではない他の勝負ポイントを見つけてそこで勝負したそうです。
差別化とか、ポジショニングのことですね。
税理士事務所でも、本業ど真ん中で勝負した場合勝てるのは1事務所だけです。
ですので、そこを主張するのではなくそこ以外の勝負ポイントをいかに見つけることができるか、いかに作ることができるかというのが最重要経営課題になります。
理由2.ピラミッド理論
倉持さんはご自身がずっと考えている「ピラミッド理論」というものをお持ちだそうです。
どういう理論なのかというと、
「三角形の一番下が、単純に自分のことを知っている人。
真ん中ぐらいが商品を買ってくれる人、
一番上の先端のところが実際にイベントに来てくれる人。」
というようにお客さんを3種類のランク分けして考えているそうです。
気になるトップ層は、SNSのフォロワーが1万人いても100人いかないぐらいだそう。
100人にしようと思うと、フォロワーは10万人ぐらいいるのではないかとの事です。
なので彼女は、イベントに来てくれる人を増やすためには、ピラミッドの最下層の自分を知っている人を増やす活動をしているのだとか。
芸能人だと、炎上商法などとにかく名前を売る売名を優先してしまうしてしまうと、自分のことを知っている最下層の人は増えても、その上のファンが増えないから、結果ピラミッドがいびつになってしまうだけ。
なので、こういう行為はやらないようにしているそうです。
キレイな三角形のまま、ピラミッドを大きくしているのが大事。
これがピラミッド理論だそうです。
僕もコンサルの時、このピラミッド理論と同じことを考えてやっています。
このピラミッドのことをマーケティング用語ではファネルというのですが、
とにかく三角形を正三角形のまま大きくすることが重要なのですが、そもそも三角形になっていない(商品が足りないため)とか、いびつな形になっていることがほとんどなのでまずそれを正三角形に戻すことを優先します。
理由3.結果が出るまでやる
「ニワカ」は嫌われます。
でも結果を出せばそうはならない。むしろあいつだけは「ガチ」だと、オタクたちもくるっと手のひらを返すそうです!
だから結果を出すまで勉強し続けるようにしているそうです!
オタクを社員だとか、顧問先の社長と置き換えて読み直してみてください!
最初、セミナーか何かで聞いた話をすると「ニワカ」だと思われます。
そのうちブームが去るだろうと聞き流されてしまいます。
でも粘り強く取り組む姿勢を見せたり、結果を出し始めると急に勝ち馬に乗ろうとする人がたくさん出て来ます。
まさにくるっと手のひらがかえる瞬間です。
こうなるためには、はじめたことは結果を出すまでやり続けることが重要なのです。
以上、グラドル倉持由香が売れた3つの理由です。
芸能人が一番競争のきついキャラクタービジネスをしているので、そこから売れる法則を学べます。
ぜひ元の記事も読んでみてください!
また芸能界でも勝ち残れた法則ですから、ぜひチャレンジしてみることをおすすめします!
ー福元友則