From:福元友則
起業家としてとても大切なことに「効率を追い求めないこと」があります。
言い間違いではありません。
効率を追いかけてはダメです。
この仕事を工夫してもう少し早くできるようにとか、新しいアプリをつかいこなせればとか、新しいクラウドサービスを、、、とか
こういったことは効率を求める人がやりがちなことです。
では、なぜ効率を追い求めてはいけないのでしょうか?
なぜならばビジネスはそもそも効率性を測ったり競ったりするものではないからです。
そうではなく、効果性を測るものだからです。
効果のないことをいくら効率的にできても意味はありません。
逆に効果があることであれば、非効率でも構いません。
効果のないことでも効率的にやることは誰でもできます。
新入社員でもできます。
ですが、効果があることを見つけるのは新入社員にはできません。
効果があることを見つけるには。それなりの経験や知識、スキルが必要になります。
ですから、それは社長がやらなければいけない仕事なのです。
社長が、効果のあることは何かを見つけ出し、方向性を示さない限り、社員に効果のないことの効率性を追求させることになってしまいます。
ところが、ビジネスの話をしていると効率の話がよくでてきます。
少し自分の会話を思い返してください。
もし効果よりも効率の話ばかりになっていたとしたらぜひ次の質問をしてみてください。
利益を2倍にするとしたら、何をしなければいけないか?
売上を2倍にするとしたら、何をしなければいけないか?
そのためには何をやめないといけないか?
もし業績を上げたければ、自分にするべき質問は、いつも考えるべきことは、
「もっとうまくやるにはどうすればいいか?」ではありません。
「何をするか?」「何をやめるか?」なのです。
ぜひ週末に時間をとって考えてみてください!
ー福元友則