from 福元友則
商売繁盛の会の懇親会でのこと。
今回は最終回だったこともあって、特に大勢懇親会にも参加されてみんなワイワイやっていました。
トイレに行こうと席をたったら、とある社長に手招きされました。
で、トイレに行くのも忘れてそのままついつい話こんでしまいました。
どうやら最初はお礼を伝えたかったようです。
「商売繁盛の会はこれで終わりですけど、私たちはこれからがはじまりなので今後もよろしくお願いします。」
「色々と授けていただいたので、今度は結果を出すことでお返しします。」
こんなこと言われたら嬉しいですよね。
この会社、商売繁盛の会がはじまる前は参加してもらっても学びがあまりないんじゃないかと心配していました。
というのも、店舗数が20ほど、人数は100人ほどいる美容院だからです。
結構色々やりつくしているのではと思っていたのですが、そんなことはなかったみたいですね。
細かいマーケティングのテクニックやノウハウももちろん役に立っているようですが、この会からそういうこととは全く違うノウハウも吸収されたようです。
「頭を整理することができました。」
「色んなことが明文化されているのでモヤモヤしていたことがすっきりしました。」
マーケティング以外にも行動のルールだったり、ノートの取り方だったりをレクチャーしているのですが、それを教育に取りいれていっているようです。
最近、複数店舗やってる社長さんの話を聞く機会が多いのですが、みんな困っていることが似ています。
それは社員教育です。
自分は売上を作ることができる。
でも、自分がいない店が悪くなってしまう。
悪い店舗に自分が移動すると、今度はもといた方が悪くなってしまう。
この悪循環に悩んでいる社長はかなり多いと感じています。
これがなぜ起きているのかというと、自分がやっていることを客観視できていないことが原因だったりします。
客観視できていないということは、それを人に教えることができません。
ですので、自分がやっていることを他の人ができるようにできなくて困っているのです。
それがこの会で参加することで解決しましたとおっしゃっていただけました。
自分のやっていることをただ見よう見まねでやるように指示してもうまくいきません。
人に正確に情報を伝えるために文字が発明されました。
それまでも言葉はあったわけですが、聞くのと読むのとでは理解度に差がでます。
文字に落とし込んで明文化することではじめてそれができるようになります。
多くの中小企業はこの明文化ができていません。
なんとなく、雰囲気とか感覚で教えていることがほとんどです。
それが社員教育がうまくいかない原因の1つだったりしますので、明文化が重要だということを教えてだげてください。