From:高名一成
昨年末からお客さんと話しをすると「忙しい」と言っている人が増えてきました。
年末年始はどこの業界もバタバタするものですが、税理士事務所はとくにですよね。
これから5月末までは特大の繁忙期を迎えます。
税理士もこういった面では季節労働者です。
僕たちのクライアント事務所の職員さんには税務顧問の担当を持ちながら相続、M&A、MASといった部門の部門長を兼任している人がいます。
彼らはその部門の数字のノルマを持っていて巡回監査をする傍ら部門の目標達成のための仕事もやっています。
だから、ただでさえ忙しいのですが、毎年この時期になると忙しさにさらに拍車がかかりとても大変そうです。
ですが、実はこの時期は営業の観点から見ると大チャンスです。しかも、高確率で成約ができます。
その理由は2つあり、
◆理由① タイミングがいいから
営業で重要なのはタイミングです。
お客さんのタイミングに合えば高確率で成約できますが、タイミングが合わなければなかなか成約できません。
サービスの切り替えの場合は特にです。
例えば、税務顧問は新設法人でない限りサービスの切り替えを営業するわけですよね。
この場合、契約期間に縛りがあったら契約期間が終了するタイミングでしか切り替えることができません。
それに、大抵の人が今期の決算が終わってからにしようと思います。
なので、この様なタイミングで営業をすることができなければ、どんなにいい営業ができても成約は難しいのです。
それに新しい期のスタートは新しいことを始めやすいので、コンサルを売るのもちょうどいいタイミングです。
こういったことから考えると、これからの確定申告、3月決算は営業にいいタイミングだと思いませんか?
◆理由② ライバルが少ないから
こらからの時期はあなたの事務所が忙しいようにライバル事務所も忙しいはずです。
税理士業界ではこの時期は忙しいから他のことは何もできないという考え方が一般的です。
だからこそ、この時期に営業するのがいいのです。ライバルが何もやっていない中でお客さんに営業できるのは目立つし競合比較もされずらいですし、違いを見せるチャンスになるからです。
特に税務顧問の営業はこの時期にやるのがオススメです。
これからの時期、どういう風に営業をしようかスケジューリングしてみてください。
ー高名一成