from 福元友則
コロナでの外出自粛が影響してかデジタルシフトが進んでいます。
4月後半の消費動向指数から紹介していきます。
データは、株式会社ナウキャストと株式会社ジェーシービーです。
総合消費指数は、1月後半と比べると4月後半は▲33.3%
サービス総合では、▲51,0%
外食▲71.9%
旅行▲95.2%
交通▲54.8%
娯楽▲72.1%
宿泊▲93.0%
とレジャー消費は悪化の一途。
対して電気、ガス、水道は+35.3%
コンテンツ配信は+23.7%
となっています。
小売も全体としては不調な中、
家電やスーパー、酒屋は大きく増えているようです。
ECも+24.2%とのこと。
わかっていたことではありますが、
巣篭もり消費が伸びて、外出する消費は大幅に減少しています。
とあるアパレル関係者に話を聞いたら、
服が売れるには売れているけど、ECで購入していなかった人は試着できないのでなかなか購入できないみたいらしいです。
また購入されるものも、多少サイズがあってなくても問題ないもの。
外出用の服よりは、自宅用の服がよく売れていて
デザインより機能性を重視される傾向にあるとのこと。
またその影響で、高額な服がほとんど売れないそうです。
(どこのブランドもスーツ系が一番高いですからね。)
なかなか売れなかったり、売れても売れ筋が変わってしまったりということもあるようです。
これは緊急事態宣言下での外出自粛中のことではありますが、
おそらく今後も消費傾向は続くこと思います。
大阪、兵庫、京都でも解除され残りは東京圏と北海道だけになりましたが、
他の地域は感染リスクがなくなったわけではありません。
ですので、今後は様々なものやサービスがオンライン化していくものと思われます。
今までは物が中心でしたが、サービスも増えていくでしょう。
スナックもオンラインスナック化しているみたいですし、
キャバクラなどもライブで投げ銭方式にしている人もいるみたいです。
ライブハウスもライブを中継するようにしているところもあるようです。
今後はどの業界でもオンライン化を含むデジタルシフトに対応していかなければいけませんし、そうしないと生き残っていけません。
今はテレワークの部分がクローズアップされ働き方が変わるという認識が多勢ですが、ビジネスそのものが変化すると意識して取り組んでいってください。
今後の経営方針としてデジタルシフトやオンライン化をすすめていきましょう。