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内閣府のセクハラ防止ポスターってどう思う?

From:福元友則

 

Facebookを見ていた時のこと。

 

なんか最近東幹久のファンが多発しているなと思っていましたが、ファンが画像をアップしていたわけではありませんでした。

 

色んな投稿をよく見てみると、内閣府が作成したセクハラ防止ポスターが物議を醸しているとのことでポスターに対して色んな意見がよせらています。

 

ニュースでも、片山さつき女性活躍担当相がコメントしています。「インターネット上で物議を醸した俳優の東幹久さん起用の内閣府のセクハラ防止ポスターについて貴重なご意見をいただいた」と述べ、セクハラ撲滅に向けた今後の啓蒙活動の参考にしていく考えを示していました。

 

このポスターは毎年11月12~25日の「女性に対する暴力をなくす運動」期間にあわせて内閣府が作成したものだそうで、今年のテーマはセクハラだったようです。

 

このポスター、官公庁や交通機関に約27,000枚配られているとのこと。

 

このポスターが賛否両輪でバズっているのです。

 

セクハラした側の言い訳をキャッチコピーにしているのはなぜ?という意見や、セクハラは男性が女性にするものというステレオタイプがあるのではないかという意見など様々な意見があるようです。

 

確かに1つ1つの意見を聞いていくと、なるほどな、そういう視点もあるのかと思うこともあります。

 

このポスターを見て、またこのポスターをめぐる報道をきいて色々な人が色々な意見を持たれているかと思います。

 

僕はセクハラの専門家ではありませんので、そうしたことに意見をするつもりもありません。

 

でもマーケッターとして非常に注目しています。

 

というのも、たぶんですけど、この手のポスター、毎年作成されていて官公庁や交通機関に貼られていたのではないかと思います。

 

ところが、そういった報道もポスターを目にした記憶もありません。

 

つまり僕の関心がなかったためおそらく目にしていると思うのですが、記憶に残っていないのです。

 

認知的にも、注目していないものは例え視界に入っていたとしても見えていないものとして処理されるようです。

 

ポスターの一番の役割は人々の注目を集めることです。

 

とすると、このポスターは大成功!

 

これだけに話題になっています。

 

マーケッターとしては、人の注目を集めるという仕事が1番困難な仕事のうちの1つなので、成功例として参考になります。

 

人の注目を集める時には、賛否両論がある物議をかもす話題をテーマにすると注目を集めやすいのです。

 

白黒はっきりついている話題はダメ、人によって意見が違うことをテーマにすると注目を集めることができるというのは広告界では割と定説なのですが、今回またしても成功例が1つ増えたというわけです。

 

おそらく敏腕マーケッターが意図して作ったのではないかと僕は睨んでいます。

 

税務や経営においても、まだ定説が確立されていなく、人の価値観によって意見が変わるテーマは色々あります。

 

そんなテーマをメインにもってくることで人の注目を集めて顧問先化に活用するのも手なので、紹介しました。

 

ぜひ検討してみてください!

 

ー福元友則

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