営業

僕が駆け出し営業マンだった頃の話

From:高名一成

 

もう営業をやりたくない、、、

 

僕は昔、営業に対してこういったネガティブな感情を持っていました。

 

これは僕が駆け出しの営業マンだったころの話です。

 

その時に会社から与えられたミッションは電話でアポを取ること。

 

用意された法人リストに毎日朝から晩まで電話をかけまくっていました。

 

リストといっても、既存客ではなく、何のつながりもない白地リストなのでコールドコールにしかなりませんでした。

 

毎日500〜600件はかけていたと思います。

 

電話をかけたら受付の人が出るので「社長に代わってください」と言っても、なかなか代わってくれません。

 

ようやく話せたとしても冷たい反応でガチャ切りされることが当たり前です。

 

文句や嫌みを言われることも多々あり、だんだん自分が悪いことをしているような気がしてきました。

 

「もう売り込むのはイヤだ、、、」
「こんなこといつまで続けるの?」

 

と思うと、営業がイヤでイヤでたまらなくなりました。

 

でも、今はそう思いません。(そんな営業をしないのもありますが、、、)

 

それは僕がマーケティングに出会って、営業という行為をイチから考え直す機会があったからです。

 

それからは、断れてもある程度平気になりましたし、うまくいくことが増えてきました。

 

もちろん、自分のスキルが向上したのもありますが、それより営業に対する考え方が変わったことが大きな要因だと思います。

 

僕は昔は営業とは商品をがんばって売ることだと考えていました。

 

でも、今は違います。

 

僕は営業を「今より良くなるチャンスがあることを教えてあげる行為」だと考えています。

 

本来、商品とは人々の問題解決をするために存在しています。

 

つまり、商品を買うことによって、お客さんは何かしらの問題が解決されるので、今より良い状態なります。

 

そう考えると、より多くの人に営業して商品のことを伝えたあげた方がいいと思いませんか?

 

より伝わりやすいようにセールストークや資料を作るべきだと思いませんか?

 

営業は人を幸せにしてあげる行為なので善意の行動です。

 

このマインドで営業をすることにより成約するかどうかは別として、お客さんからお礼を言われることがけっこうあります。

 

こちらから営業をしているのにもかかわらず。

 

ただ、善意の行動も、お客さんの価値観とズレていたら、それは迷惑な行為でしかありません。

 

だから、お客さんのことをよく知るためのリサーチが必要です。

 

善意だと考えていても、商品の説明ばかりしていたら、それはお客さんからしたら売り込みと思われてしまいます。

 

だから、そう思われないための営業スキルを身につける必要があります。

 

お客さんを幸せにするというマインドを持ちながら、適切なスキルを身につけることができれば、無敵の営業が出来上がります。

 

お客さんを幸せにするために、営業スキルを身につけ、ガンガン営業しましょう!

 

ー高名一成

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