From:高名一成
お客さん目線で考えろ!
この言葉はよく聞く言葉ですよね。
この言葉の意味は、おそらくお客さんの立場に立って考えることで、購入するときの感情や、商品を活用している時の状態がイメージできて、営業や商品開発の参考になるということだと思います。
一方で自分目線。
これは、その名の通り、自分の考え方、価値観を伝え、共感させ、営業をしたり、商品開発をするという流れですね。
全く対極の話になりますが、一体どっちが大切なことなんでしょうか?
実は、両方大事なことで、ビジネスのやり方や規模によって、どちらに取り組んだ方がいいかは変わってきます。
ですが、僕たちがまずやらなければいけないことは、「お客さん目線」でビジネスをすることです。
でも、お客さん目線と言われても、どうすればいいんだろう・・・・。
マーケティングとは何か?
では、ここでマーケティングについて考えてみます。マーケティングとは何でしょうか?
正直なところ、明確な定義は無いので、聞く人によって答えは変わってきます。
その中でも広く一般的に有名なのは、ピーター・ドラッガーが言う「マーケティングの究極の目的はセリング(売り込み)を不要にすることだ」だと思います。
この定義から考えると、マーケティングが出来ると、売り込む必要がなくなるということです。お客さんの方から、これが欲しいとか、契約させてくださいとかお願いをされる様になるということですね。
おそらくですが、このNext税理士Labを読んでいる人に売り込みが好きな人はあまりいないと思います。どちらかというと「売り込みは厳禁」だという記事が多いですからね(笑)
では、なぜ売り込みが必要になるかというと、お客さんが欲しいと思っていないからです。
欲しいと思っていないお客さんに購入してもらうためには、売り込んでいかないと買ってもらえないんですね。
つまり、これは自分目線に当てはまってきます。
自分を探している人を探せ
例えばあなたが、コンサル業務を行っていた場合、
あなたのコンサル業務が必要な人は誰ですか?
あなたのコンサル業務で劇的に業績が改善される人は誰ですか?
全ての人!と思った方はダメです。まだまだ自分目線になっています(笑)
あなたのコンサル業務は顧客の何を解決しますか?
あなたのコンサルを受けると顧客はどんな状態になりますか?
この質問に答えながら、あなたのことを一番探している人を探しましょう。そして、その人の立場になって感情や行動を考えてみてください。この人にグサッとささるメッセージを考えてみてください。
このお客さんを見つけ、あなたのメッセージが伝わると、売り込みが不要となるでしょう。
あなたがMAS監査をやっていた場合、売上増コンサルティングを行っていた場合、etc…..
お客さん目線で考えることによって、営業やコンサルのやり方が変わってくるはずです。
お客さん目線でビジネスを行うために、、、、
上の質問に答えて、自分を探している人を探してください!
ー高名一成
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