From:高名一成
もう3月も下旬になり、春らしくなってきましたね。
東京は24日(土)、25日(日)が桜の満開で代々木公園や上野公園は花見客がたくさんいたようです。
ですが、僕はあまり花見をしたことがありません。
もともと人混みが好きではないからです。さらに時期的に花粉のことを考えると行くのに二の足を踏んでしまいます。
でも、今年は家族が行きたがっているので来週あたりに行こうかなと考えているところです。
そこで、花見の際の食事をどうしようか悩んでいます。お弁当を作るか(僕が作るわけではありませんが)、どこかで買っていくかなど。
いつも花見をしないから興味が無かったんですが、調べてみると食事以外にも花見客向けのいろんなサービスがあることにビックリしました。
と同時にマーケティングを生業にしているのにも関わらず、1年の中でも大きなイベントである花見の情報を知ろうとしなかったことに反省。
で、花見のサービスなんですがケータリングとかは当たり前にあります。ケータリングでも、片付けを極力減らしたプランとかもあります。
その他にも花見で重要な場所とりの代行サービスや、スケジュール調整サービス、タクシー会社がタクシーを貸し切りにして桜の名所を回るサービスなんてものもありました。しかもこの貸し切りサービスでは車内の飲食も可能とのこと。
それと、そもそも花見なのかどうかは怪しい話ですが、VR空間を利用して花見を楽しむ「エア花見」なんてサービスも。
いろいろな業種業態で花見を利用したキャンペーンやイベントをやっていました。
見ていると様々な売上アップのアイディアがありとても面白いんですよね。そのアイディアがヒットしているのかどうかは分かりませんが、売上を増やすために施策をうっているというのはとても大切なことです。
今年の花見の経済効果は6500億円を超えるとも言われています。これは五輪級の経済効果だそうです。五輪は7割が建設費用の効果とも言われているので純粋なお客さんからの効果を考えると花見の方が多いかもしれないとのことです。
これも、様々な企業のアイディアのおかげではないでしょうか?
僕がここでお伝えしたいのは、ぜひいろいろなサービスを調べてもらって、どんなアイディアが使われているのか見てほしいんですよね。
僕たちは売上を増やすためのノウハウやスキルを税理士のみなさんにお伝えしています。たとえば、客単価を増やすためのノウハウであったり、新規客を増やすためのノウハウを教えています。
そして、大切なのはそれをどうやって見込み客に伝えるのかというアイディアを考えること。
僕もそうですが、けっこうこのアイディアを考えることでフリーズしてしまうことも多いんです。なかなか考えつかないこともありますし、たくさん出てきたらどれからやった方がいいかは分かりません。
そんな時に役立つのが、他の業種でうまくいったアイディアです。
そのアイディアが自分の業種で使えないか?自分の業種だったらどうやって応用できるか?
こんな感じで自分の業種に応用できそうなアイディアがあったら、それを使うことをオススメします。なぜなら、すでにうまくいっているので成功する可能性は高くなります。
なので、僕も気になったアイディアなどは1冊のファイルにまとめてあり、何か企画を考えるときはそれを見ながら考えたりします。
イチから考えるのはとても大変ですし、うまくいくかどうかも分かりません。なので、ぜひこんなことから始めてみるといいと思います。
ぜひ、顧問先にもアドバイスしてあげてみてください。これからゴールデンウィークがやってきますが、今の花見アイディアがゴールデンウィーク商戦に使えるかもしれません。
ー高名一成