From:高名一成
あなたは、顧問先の業績がよくなればいいと考えていますか?
Yesと言う人はぜひこの先を読み進めてください。(Noと言う人はいないですよね)
先日、税理士事務所向けにセミナーを開催しました。
テーマは営業に関してということだったのですが、その中で売上の増やし方について解説する時間がありました。
そして、セミナーに参加してくれた巡回監査担当者のアンケートに
「売上を増やすことは、とても難しいことだと思っていましたが、今日の講義を聞いて思っていたよりもカンタンなものだと感じました」
と書いてありました。
そう、売上を増やすということは、あなたが思っているよりカンタンなんです。
でも、多くの人は難しいと考えています。その原因は、、、
売上を増やそうとしているから
もし、あなたが事務所または顧問先の売上を増やそうと考えていたら、考え方を一度リセットしてみてください。
なぜなら、売上を増やす時に売上を増やそうと考えていては、なかなか増やすことができないからです。
なぜなら、売上とは3つの指標から成り立っているからです。
それは、客数と客単価とリピート率です。この3つを掛け算することで、売上という数字になります。
つまり、僕たちが考えなければいけないことは、客数をどうやって増やすか?客単価をどうやって増やすか?リピート率をどうやって増やすか?ということです。
そして、この指標を増やすことができると、売上も増えるというロジックになります。
売上を増やそうと考えているうちは、アクションプランがなかなか具体的になりません。
でも、たとえば客単価を増やして売上を増やそうと考えると、重ね売りをすることによって客単価を増やそうとか、一定金額以上の買い物に対してくれた人に特典をプレゼントしようとか、アクションプランが具体的に出やすくなります。
具体的になるからこそ、行動力も上がってきます。
売上を2倍にするには
たとえば、1年後に売上を2倍にするという計画があったとします。
ふつうに考えるととてつもなくハードルが高いことだと思いますよね。
でも、売上とは「客数✖️客単価✖️リピート率」のことです。
この式から考えるとそれぞれを1.25倍すると売上は2倍になります。
客数が100人だったら今年は25人増やせばいいのです。
客単価が10,000円だったら今年は12,500円にすればいいのです。
リピート率は100人のうち25人に継続して買ってもらえばいいのです。
いかがでしょうか?
思ったよりカンタンそうに思えませんか?
しかし、これは1年で2倍にするという計画です。
現実的にはこんな計画は立てることはほぼありません。
2年後に2倍とか3年後に2倍とかで考えると、それぞれの指標の増やす数はもっと少なくなります。でもその通りにやれば売上は2倍になります。
売上という指標で考えていると、難しく感じますが、それを細かく分解するとそうでもありません。
なので、売上を増やすのではなく、この3つの指標を増やすことを考えてみてください。
そしてぜひ、巡回監査の時に顧問先にアドバイスしてみてください。
ー高名一成
PS.
もっと詳しく知りたいと言う人はこちらから、、、
https://marketing-ia.jp/trueproblem1/